Gold / The Allman Brothers Band (2006)
今までいくつも購入している「Gold」シリーズ。各アーティストのキャリアを俯瞰したベスト選曲を2枚に収めたCDシリーズで、他の企画盤をそのまま使う場合もあるが概ね真っ当な選曲(と思われる)だし、音質やヴォリュームも良好なのでよく購入している。今回はオールマン・ブラザーズ・バンド(The Allman Brothers Band)。自分は彼らの歴史を順に辿ってきた訳ではなく、名盤の誉れ高いライヴ盤「Live At The Fillmore East」と編集盤ボックスを所有しているのみだった。若い頃はどちらかというと彼らの音楽スタイルは苦手だったかナ。それがスワンプ勢や、テデスキ・トラックス・バンド(Tedeschi Trucks Band)を聴くようになって、最近また改めてしっかり聴き始めたというところ。特に早逝したギタリスト、デュアン(デュエイン)・オールマン(Duane Allman)が、ソウル・ミュージックを含む数々のセッションで名演を残していたこともあって、それらを含めてどんどん気になり出した感じ。もちろんデュアンのアンソロジー(Vol.1のみ)は所有済み。
この2枚組ではライヴ・ヴァージョンを含む30曲を収録。1969年のデビュー・アルバムから1979年までの約10年間に発売されたアルバムから選曲されている。もちろん一旦解散する70年代半ばまでが中心。そもそもデュアン個人への興味からこのバンドを聴くようになったので、彼の死後のアルバムや曲は一部を除いてほとんど聴いてなかったが、こうして聴いてみるとどの曲もクオリティーが高く、正直今までピンと来なかったグレッグのヴォーカルもなかなかいい(←エラそうに)。自分の勝手なイメージと違って後期の音楽性もデュアン存命時と大きく変わっていないのが意外だった。ボックスをほとんど聴いてなかったということか…。彼らのディスコグラフィーも揃えることになってしまうのかも…(←多分やるナ…)。
(オークションにて購入¥755)
- CD (2006/9/22)
- Disc : 2
- Format: CD, Import, Original Recording Remaster
- Label : Mercury
>色んな顔
本当にそんな感じ。自分はデュアンばかりに目が行っていましたが、グレッグを始め、ディッキー・ベッツ他のメンバーも実力者揃いですね。そんな彼らのルーツのひとつがブルースやカントリーだけでなく、ブリティッシュ・インヴェージョンのバンドにもあったというのもなかなか興味深いです。