三重県桑名市内散策の土産に買って帰ったのは嫁の好物「安永餅」。以前は駅の南にあった「柏屋」で買ったが、この日は駅の東にある「永餅屋老舗」へ。創業は江戸初期の寛永11年(1634)だとか。明治になって線路開通に伴いこの地に移転したとあるから以前の店は線路沿いにあったのだろう。別の場所に工場があるようだから現在は工場生産かもしれない。自家用なので、店に入ってショーケースに並ぶ「安永餅」の中から一番量の少ない5本入りの袋を購入。自宅に持ち帰った。
粉を吹いてざらっとした「安永餅」を包装から取り出す。少し焼き目が付いていて軟らかい。かつては「ともち」「牛の舌もち」とも呼ばれたというが、「ともち」ってどういう意味だろう(「牛の舌」って称すのもアレだな…・苦笑)。次の日にはもう硬くなりかけていた(→添加物が入っていないからだそうだ)。それを袋に書いてあった通り電子レンジで数秒温めたが、個包装から出すのを忘れてやったもんだから暴発。せっかく長細く食べやすい形を崩してしまった(→後ででスタッフが美味しくいただきました・笑)。ので次はトースターで様子を見ながら加熱。すると見事軟らかくなり、いい具合に。つぶ餡だそうだが、層が薄いのであまりつぶ感は感じられない。餅と一緒に口に入れると収まり良く、やっぱり旨い。でも他社との比較は時間が経ち過ぎていて思い出せないので出来ない。いいや、どっちも旨い。次は「都饅頭」や「桑名はまぐりサブレー」を買ってみようっと。(勘定は¥580)
↓ 伝馬町を通る東海道に面した「寿量寺(壽量寺)」を訪問。こちらには江戸城の障壁画を描いた狩野光信の小さな墓がある。境内にある鉄筋コンクリート造りの「鐘楼」(昭和10年頃・1935頃・建造・◇)は国の登録有形文化財に指定されている。
↓ 同じく有形文化財に指定されている「旧大黒殿」(昭和10年頃・1935頃・建造)。こちらも鉄筋コンクリート造りだが唐破風。昭和20年の空襲で難を逃れたのはこの2棟のみだったとか。
三重県桑名市有楽町35
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