天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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第12回朝日アマ名人戦全国大会/大関さん優勝!

2017-07-10 20:30:00 | アマ棋戦

第12回朝日アマチュア囲碁名人戦全国大会が7月1、2日に日本棋院東京本院で行われた。各都道府県大会を勝ち抜いた代表選手と招待選手が参加。招待の大関稔選手が決勝で三重・闇雲翼さんを決勝で破り、初優勝となった。
現在の第11期アマ名人は平野翔大さん。決勝三番勝負は7月29、30日(土・日)に神奈川県湯河原町で行われる。
 ◎優勝:大関稔(招待) ◎準優勝:闇雲翼(三重)
 ◎3位:夏 冰(招待) ◎4位:杉田俊太朗(滋賀)
   (日本棋院HPより抜粋)

「大関さん 鮮やか初V、20代がベスト4席巻」
   (週刊碁見出しより抜粋)

     ○ ● ○

優勝の大関さん、アマ棋戦では各種のタイトルを獲得しており前評判通りの優勝でした。
ベスト4がすべて20代とは・・・、オジサン世代も踏んばってほしいですね。

歴代のアマ名人を見るとほとんどがプロ入りしており、平野さん、大関さんも狙っているのでは・・・。

     ○ ● ○

1年前の記事(2016-7-10):第11回朝日アマ名人戦全国大会/平野翔大さんがアマ名人

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第59回女流アマ選手権/岩田紗絵加さん初優勝

2017-03-24 20:30:00 | アマ棋戦

第59回全日本女流アマチュア囲碁選手権大会は、昨年優勝の大島玲奈さん(シード)と岩田紗絵加さん(東京・千葉)の決勝戦となり、20歳の岩田さんが嬉しい初優勝を飾った。

 優 勝:岩田紗絵加(東京・千葉)
 準優勝:大島玲奈 (シード)
 第3位:呉 理沙 (東京・千葉)
 第4位:金子もと子(関西)
   (日本棋院HPより抜粋)

「岩田さん初V、研鑽と学業を両立」 「大島さん連覇逃す」
   (週刊碁見出しより)

     ○ ● ○

初優勝の岩田さんは過去、院生序列で上位に位置しながらプロ試験では恵まれせんでした。
本大会で優勝しプロ棋士になった方も多く、大学に在学しながらプロを目指すようです。

ベスト8入賞の渡辺実香さん(茨城)は、10年ほど前に群馬県代表として2年連続で本大会に出場しています。転勤でいろいろな土地で活躍しているようですね。

群馬県代表の小鮒すみれさんは○●○、渡辺遥さんも○●○で決勝トーナメント進出はなりませんでした。残念・・・。

     ○ ● ○

1年前の記事(2016-3-24):「アルファ碁」の今後は・・・

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第62回アマ本因坊戦全国大会/大関稔さんがアマ本因坊

2016-08-30 20:30:00 | アマ棋戦

第62回全日本アマチュア本因坊決定戦全国大会が8月20日、21日に日本棋院東京本院で行われた。2日目は準決勝、決勝、3位決定戦が行われ、決勝戦では大関稔さん(招待・学生本因坊)が趙錫彬さん(愛知)に黒番半目勝ちし、アマチュア本因坊位獲得を果たした。
4位までの入賞者は以下の通り
 ・優 勝:大関 稔(21、招待)
 ・準優勝:趙 錫彬(34、愛知)
 ・3 位:石村竜青(21、神奈川)
 ・4 位:金子 賢(29、新潟)
   (日本棋院HPより抜粋)

「世代交代の波は本物」
   (週刊碁見出しより抜粋)

    ◇   ◇

学生本因坊の大関さんが半目差で優勝、きわどい勝負は指運か・・・。
準優勝の趙さんは愛知県で碁会所を経営、4位の金子さんは囲碁インストラクターと、囲碁に関連した仕事についているようです。
上位入賞者はプロを目指した人が多いようですね。

テレビドラマ「HOPE~期待ゼロの新入社員~(日曜9時~)」は、囲碁プロ棋士の夢を断たれた若者がサラリーマンに転身し、仕事に打ち込む姿を描いたドラマ。
現実とドラマはチョット違うように思いますが、チャレンジする気持ちが伝わってきます。

群馬県代表の松永さん(中3)は●●●と残念な結果でした。

     ○ ● ○

1年前の記事(2015-08-30):考え方を変えて強くなる/月刊・囲碁未来より

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第40回全国高校囲碁選手権/2016

2016-08-04 20:30:00 | アマ棋戦

◎団体戦(7月25日・26日)
女子決勝は戸山(東京)が2―1で栃木女子(栃木)を下し連覇。
男子決勝は春日部(埼玉)が2-1で上宮(大阪)を下し初優勝。
◎個人戦(7月26日・27日)
女子決勝は辻萌夏さん(戸山高等学校3年・東京)が福島みのりさん(渋谷教育学園幕張高等学校3年・千葉)を下し優勝。
男子決勝は津田裕生さん(浦和高等学校3年・埼玉)が松本直太さん(島原高等学校2年・長崎)を下し優勝。
   (日本棋院HPより抜粋)

団体戦「女子・戸山:皆で掴んだV2、男子・春日部:磐石の優勝」
個人戦「過去最高レベルの大激戦、男女とも3年生 最後の大会で初優勝」
   (週刊碁見出しより抜粋)

    ◇   ◇

「週刊碁」には「胸に刻んだ夏の思い出」「駆け抜けた熱き2日間」「選手の数だけドラマあり」と青春ドラマのような見出しが躍っています。
「頭脳の甲子園」というフレーズもあり、気分は夏模様ですね。

    ◇   ◇

◎群馬県勢の成績
◆男子団体戦
 ・高崎高校:予選通過ならず(●●○)
◆女子団体戦
 ・前橋女子高校:予選通過ならず(○○●)
◆男子個人戦
 ・木村君(前橋高):予選通過ならず(●●●)
 ・北爪君(前橋高):予選通過ならず(●●○)
◆女子個人戦
 ・参加者なし

昨年は前橋女子高が8位に入賞したのですが、今年は全体的に不本意な成績でした。
女子個人戦は不参加、どうしたんでしょう?
県内の高校囲碁界は沈滞気味か・・・。

    ◇   ◇

1年前の記事(2015-08-04):「少年少女囲碁大会2015」引率

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第11回朝日アマ名人戦全国大会/平野翔大さんがアマ名人

2016-07-10 20:30:00 | アマ棋戦

第11回朝日アマチュア囲碁名人戦全国大会が7月2日、3日に東京の日本棋院市ヶ谷本院で行われた。各都道府県大会を勝ち抜いた代表選手と招待選手が参加。京都代表の平野翔大さんが東京・村上深さんを決勝で破り、初優勝となった。前期アマ名人の大表拓都さんがプロ入りしたため、現在アマ名人位は空位。決勝三番勝負は無く、平野さんが第11期アマ名人となった。
4位までの入賞者は以下の通り。
 ・優 勝:平野翔大(19、京都)
 ・準優勝:村上 深(31、東京)
 ・3 位:栗田佳樹(17、神奈川)
 ・4 位:山田真生(22、東京)
   (日本棋院HPより抜粋)

「若手 上位席巻、30代はもう中堅!?」
   (週刊碁見出しより抜粋)

    ◇   ◇

決勝で平野さんが村上さんを破って新名人。19歳、まだプロを狙える年齢か・・・。
このアマ名人戦も近年はプロへの前哨戦という色合いが濃くなってきましたね。

昭和のアマ四天王(平田博則さん、菊池康郎さん、村上文祥さん、原田実さん)の時代はアマチュアらしさが残っていたのですが、現在は「セミプロ大会」の様相です。
これも時代の流れか・・・。

    ◇   ◇

1年前の記事(2015-07-10):世界アマ群馬県大会/2015

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第58回女流アマ選手権/大島玲奈さん初優勝

2016-03-22 20:30:00 | アマ棋戦

女流アマの日本一を決める第58回全日本女流アマチュア囲碁選手権大会が3月12日、13日に日本棋院市ヶ谷本院で開催され、大島さんが初優勝に輝いた。

 優 勝:大島玲奈 (秋田代表)
 準優勝:呉 理沙 (東京・千葉代表)
 第3位:久代迎春 (東京・千葉代表)
 第4位:矢野瑞季 (東京・千葉代表)
   (日本棋院HPより抜粋)

「新クイーン誕生 大島玲奈さん、涙と笑顔の初優勝」 「実力伯仲 ハイレベル」
   (週刊碁見出しより)

   ◇   ◇

優勝の大島さん(21)は中学1年に秋田から上京、岩田一・九段の内弟子として修業。しかし夢はかなわず秋田に戻ったそうです。
大島さんを除いてベスト8はすべて首都圏在住、地方の囲碁環境では上位進出は厳しい・・・。

上位入賞者のほとんどはプロを目指して修業した方、アマチュア大会の景色も変わってきました。
そういえばスポーツなど他の競技で「アマチュア大会」というのが珍しくなりましたね。

群馬県代表の小鮒さんは○○●、野村さんは●●○で決勝トーナメント進出はなりませんでした。全国レベルの壁は厚い・・・

   ◇   ◇

1年前の記事(2015-3-22):第39期棋聖戦第7局/井山が防衛!3連覇

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第61回アマ本因坊戦全国大会/芝野さんが初V!

2015-09-01 20:30:00 | アマ棋戦

第61回全日本アマチュア本因坊決定戦全国大会」が8月22日、23日に東京・市ヶ谷の日本棋院会館で行われた。決勝戦では芝野龍之介さん(神奈川)が林隆羽さん(埼玉)に中押し勝ちし、史上最年少の17歳でアマチュア本因坊位を獲得した。

・優勝:芝野龍之介(17歳、神奈川)
・準優勝:林 隆羽(15歳、埼玉)
・三位:山田 凌馬(18歳、愛知)
・四位:中曽根理樹(24歳、長野)
   (日本棋院HPより抜粋)

「最年少アマ本因坊誕生、トップ3 十代が独占」
   (週刊碁見出しより抜粋)

    ◇   ◇

アマ棋戦の世代交代、少し前までは予想できない状況になっていますね。
トップ3の十代選手はプロ棋士を目標にしているでしょうが、狭き門を突破できるか・・・。

7月に行われた「朝日アマ名人戦」では優勝が大表拓都さん(19歳)、準優勝が芝野龍之介さん(17歳)と、こちらも十代対決でした。
ベテラン、中堅にも頑張ってほしいところですが、世代交代の流れは止められないでしょうね。

上位の選手では院生経験者も多く、その意味ではアマチュアの色合いも変化していると言えるでしょうか。

    ◇   ◇

1年前の記事(2014-09-01):第39期碁聖戦第5局/井山が防衛! 3連覇達成!

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全国高校囲碁選手権2015/前橋女子高が8位入賞

2015-08-06 20:30:00 | アマ棋戦

◎団体戦(7月25日・26日)
女子決勝は戸山(東京)が2―1で豊島岡女子学園(東京)を下し初優勝、
男子決勝は開成(東京)が2-1で洛南(京都)を下し5回目の優勝を決めた。

◎個人戦(7月26日・27日)
女子決勝は谷麻衣子さん(湘南白百合学園3年・神奈川)が福島みのりさん(渋谷教育学園幕張2年・千葉)を下し2年ぶり2度目の優勝。
男子決勝は坂倉健太さん(広島学院3年・広島)が赤木志鴻さん(大阪星光学院2年・大阪)を下し初優勝を決めた。
   (日本棋院HPより抜粋)

団体戦「東京アベックV、史上最強の世代!?」
個人戦「女子:次代を切りひらけ、男子:猛者揃いの大激戦」
   (週刊碁見出しより抜粋)

    ◇   ◇

団体戦は男女共に東京が優勝、選手層の厚さが強みですね。
個人戦も都市部が強いのですが、数人の地方選手は存在感をアピールしています。

数年前まで上位の選手は固定化していましたが、近年は有力選手が多く誰でも優勝の可能性があるようです。
棋力も飛躍的に上がり、並の大人では太刀打ちできないレベルでしょうね。

    ◇   ◇

◎群馬県勢の成績
◆男子団体戦
 ・高崎高校は予選(●○●)で決勝T進出ならず
◆女子団体戦
 ・前橋女子高校は予選(○○○)で決勝T進出、8位入賞
◆男子個人戦
 ・石井君(高崎高)は予選(●○○)で決勝T進出ならず
 ・萩尾君(高崎高)は予選(○●●)で決勝T進出ならず
◆女子個人戦
 ・小鮒さん(前橋女子高)は予選(○○●)で決勝T進出ならず

前橋女子高は8位入賞の快挙、女子では初の入賞と思いますが嬉しいですね。
チームの3名(小鮒、惣蔵、三井)はいずれも1年生で、小学生時代は「伊勢崎囲碁アカデミー」で共に学んだ仲です。
小鮒さんは中学時代も女流アマ戦などで活躍していましたが、惣蔵さん、三井さんは囲碁とはほとんど離れていたと聞きます。
来年はさらに技を磨いて上位進出を果たしてほしいものです。

    ◇   ◇

1年前の記事(2014-08-06):名和小/前期囲碁大会

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第10回朝日アマ名人戦全国大会/大表さん初V

2015-07-29 20:30:00 | アマ棋戦

アマチュア囲碁界の夏到来を告げる「第10回朝日アマチュア囲碁名人戦全国大会」が開幕。
7月19、20日の2日間にわたる戦いの頂点に立ったのは、19歳の大表拓都さん(招待)だった。第9期アマ名人・洪ソッ義(ホンソッギ)さんのプロ転向により、トーナメント優勝者の大表さんが空位となっているアマ名人位に就いた。
   (日本棋院HPより抜粋)

    ◇   ◇

決勝は19歳の大表さんが17歳の芝野さんを破っての優勝でした。
歴代のアマ名人はプロに転向するケースも多く、両者もプロ棋士を視野に入れてることでしょう。

第10回大会を記念して前身のアマ十傑戦でシード権を持っていた6人が招待された。
これまで碁界を支えてきた大先輩である平田博則さん(89)、菊池康郎さん(85)、原田実さん(79)、西村修さん(78)、中園清三さん(64)ら「レジェンド」が顔を揃えた。
      (週刊碁より抜粋)

懐かしい名前が並んでいます。過去何度も優勝を果たし、一時代を築いてきた強豪ですね。

   ◇   ◇

群馬県代表で今大会最年少出場の藤本喬也さん(中学2年)、残念ながら1回戦敗退となりました。
プレッシャーがきつかったか・・・。

    ◇   ◇

1年前の記事(2014-07-29):「少年少女囲碁大会2014」引率

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第57回女流アマ選手権/藤原彰子さんが2連覇!

2015-03-26 21:06:18 | アマ棋戦

女流アマチュアの日本一を決める、第57回全日本女流アマチュア囲碁選手権大会の全国大会が3月14、15日に日本棋院で行われ、前年度優勝者の藤原彰子さんが連続優勝した。

 優 勝:藤原 彰子(シード)
 準優勝:久代 迎春(東京・千葉)
 第3位:宇根川万里江(東京・千葉)
 第4位:大沢 摩耶(シード)
   (日本棋院HPより抜粋)

「藤原さん充実の連覇」 「実力者 華麗な共演」
   (週刊碁見出しより)

    ◇   ◇

2年連続で優勝した藤原さんは高校2年生、学業に集中であまり囲碁を打つ時間がなかったそうです。それでも優勝・・・。プロへの挑戦は考えていないのでしょうか?

親子でベスト8に入賞したのは4位・大沢摩耶さんと7位・大須賀聖良さん。
聖良さんは小学5年生、プロを目指しているそうです。楽しみですね。

群馬県代表の久保田さんは○○●、小鮒さんは○○●で決勝トーナメント進出はなりませんでした。全国レベルの壁は厚い・・・

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