羽根直樹碁聖に井山裕太天元が挑戦する、第37期碁聖戦五番勝負第1局が6月28日に広島市で行われた。結果は黒番の井山天元が中押し勝ちをおさめ、シリーズ先勝となった。第2局は7月13日(金)に静岡市で行われる。
(日本棋院HPより抜粋)
「井山会心、一気呵成の攻め」 「羽根、サバキに疑問」
(週刊碁より)
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絶好調の井山天元が碁聖戦でも先勝。向かうところ敵なしといった状況、内容も充実の一局でした。
敗れた羽根碁聖、昨年の本シリーズは坂井・前碁聖に2連敗後に3連勝でタイトル奪取でした。今シリーズも追い込めるでしょうか。
勝ち星ランキング・トップを走る井山天元(24勝7敗)ですが、結婚して公私とも順風満帆のようですね。
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今回の対局地は広島市「ANAクラウンプラザホテル広島」。
広島市は囲碁が盛んな街で、「マスターズカップ」と「若鯉戦」もここから誕生したそうです。
広島というと宮島の厳島神社、大河ドラマ「平清盛」でもこれから舞台になるでしょう。
ドラマの方はどうも視聴率がイマイチのようです。積極的に見たいというわけではありませんが、歴史を知るという意味もあり消極的に見ています。
「保元の乱」「平治の乱」は言葉だけは知っていましたが、このドラマで時代背景や人物像なども知ることができました。
これから源平の盛衰に注目ですが、ワクワク感を演出してほしいですね。