東京都千代田区の日本棋院会館で7月28日に開かれた「小・中学校囲碁団体戦」の決勝トーナメントで、群馬県代表の伊勢崎市立名和小は7位に入賞した。
昨年に続き、決勝トーナメント進出を果たした名和小は初戦で今大会優勝した長久手市立西小(愛知)と対戦。今井丈君(5年)が粘りを見せたものの、3人とも敗れて上位進出の道が断たれた。
順位決定戦では、世田谷区立玉堤小(東京)に敗れたが、続く山梨大付属小(山梨)との対戦で、宮内啓汰君(6年)、俐果(りか)さん(4年)の兄妹が勝ち星を挙げ、7位入賞が決まった。
(産経新聞地方版より抜粋)
「笑顔の初栄冠、長久手市立西小(愛知)・麻布中(東京)」 「団結力が勝利を呼ぶ」
(週刊碁見出しより抜粋)
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小学生の部、名和小は昨年8位、今年は7位と健闘しましたね。
一昨年は同じ伊勢崎の広瀬小が4位、このところ群馬県勢の活躍は眼を見張るものがあります。この成績を伝統として受け継いでほしいものです。
群馬県勢では名和小のほかに伊勢崎・広瀬小、伊勢崎・宮郷小、玉村・南小が参加、一次リーグで惜しくも敗退でした。
小学生の部では決勝トーナメントの8チーム中、東京勢が4チームと格差を感じますね。
その中で優勝は長久手市立西小(愛知)、選手3名はいずれも羽根直樹九段のお子さん、納得・・・
準優勝は小金井市立東小(昨年も準優勝)、こちらも三兄弟で両親はインドネシア出身。
中学生の部、伊勢崎三中(女子3名)は1次リーグ○○●で決勝T入りはなりませんでした。
二連勝で迎えた三回戦、準優勝した名門の開成中(東京)に力及ばず・・・
中学生の部優勝は麻布(東京)、準優勝は開成(東京)。小学生と同様に都市部が上位を占めました。
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この団体戦は11回を数えますが、地方によっては選手が揃わない県もありました。
人口減、高齢化の影響もありますが、日本の伝統文化「囲碁」を継承してほしいものです。
群馬県の引率者の話では「群馬県の選手のマナーは良くない、上位のチームを見習うべき」とのこと。
囲碁教室のスタッフも意識を改める必要が・・・