年末年始、ネット上の中国の囲碁サイトにハンドルネーム「Master(マスター)」なる棋士が参戦し、非公式ながら世界のトップ棋士とみられる対戦相手に対し、今月4日までの1週間で60勝無敗という驚異の戦績を上げた。
その正体は、昨年韓国の世界トップ棋士を破った囲碁AI(人工知能)の「アルファ碁」の進化版だったことが明らかにされた。
(朝日新聞より抜粋)
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「マスターの衝撃」「新たな手本の登場」「一手一手が斬新」
今週の「週刊碁/張栩の囲碁進化論」でマスターについての見出し文ですが、囲碁界は「アルファ碁」の登場以来、人工知能(AI)の話題でいっぱいですね。
この状況について張栩さんのコメント
「われわれプロに、少なくとも僕の周辺においては、まったく悲壮感はありません。すごい時代になって、より囲碁界が面白くなったと、喜んでいる向きばかりです。・・・以下略」
ただ張栩さんのように前向きにとらえる棋士ばかりではなく、不安を覚える棋士もいるでしょうね。
「テクノロジーの進化=人類の幸せ」の構図は・・・?
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