「盤上をかける女城主」
今年のお茶の間をにぎわせているNHK大河ドラマ「おんな城主直虎」。囲碁の登場シーンがとても多く、あたかも囲碁のドラマかと思うほど。そこで、本作品の制作担当者をはじめ、囲碁指導担当の棋士4名に「直虎と囲碁」について話を聞いた。
(「週刊碁・9/18号」より抜粋)
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これまでの大河ドラマで囲碁シーンがこれほど多く登場したのは初めてでしょう。
今回、囲碁指導を担当した棋士は鈴木伸二七段、河合将史五段、田尻悠人四段、奥田あや三段の4名。一人か二人くらいの担当かと思っていましたが以外でしたね。
囲碁対局の所作指導以外に、盤面の設定にも気を配っているそうです。視聴者は盤面の内容まで見ているとは思いませんが・・・。
大河ドラマをきっかけに囲碁を始める人が増えるといいのですが・・・。
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★大河ドラマ-囲碁指導棋士
※直近10年。題名に続く数字は放送年。段位は現在のもの。
▼功名が辻(06)
白江治彦八段
▼篤姫(08)
吉原由香里六段、桑原陽子六段
▼天地人(09)
桑本晋平七段
▼江~姫たちの戦国~(11)
桑本晋平七段
▼平清盛(12)
河野光樹八段、上田崇史四段
▼軍師官兵衛(14)
鶴山淳志七段
▼真田丸(16)
桑原陽子六段、桂篤五段、穂坂繭三段
▼おんな城主直虎(17)
鈴木伸二七段、河合将史五段、田尻悠人四段、奥田あや三段
(週刊碁より)
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