第36期女流本因坊戦挑戦手合五番勝負の第2局が10月23日(月)に鳥取県三朝町で行われた。結果は藤沢女流本因坊が謝女流棋聖に黒番中押し勝ちをおさめ、シリーズ対戦成績を1勝1敗のタイに戻した。第3局は、11月4日(土)に秋田県能代市で行われる。
(日本棋院HPより抜粋)
「藤沢返した、好判断で流れ掴む」 「謝 秒読みで息切れ」
(週刊碁見出しより)
○ ● ○
1-1のタイに戻した里菜さん、優れた大局観で優位に立ったようです。
敗れた謝さん、後半の追い上げも及ばず・・・。
女流戦は好戦的と言われますが、そう思うこともありますね。
「男は度胸、女は愛嬌」は過去のものか・・・。
○ ● ○
今回の対局地は鳥取県三朝(みささ)町の三朝温泉「依山楼岩崎」。
「依山楼岩崎」HPに昭和26年、第6期本因坊戦「橋本昭宇-坂田栄男」戦が行われ、結果は4勝3敗で橋本が本因坊のタイトルを防衛。
対局で使用された碁盤は今も当館にのこっており、裏に岩本薫(本因坊薫和)の直筆のサインがあり、初期の本因坊3人が関わっているのは興味深いとのことです。
歴史ある旅館のようですが、宿泊プランをみるとリーズナブルな感じ。機会があれば滞在してみたいものです・・・。
○ ● ○