第43期名人戦七番勝負第2局が、9月12、13日に愛知県田原市で行われた。結果は、白番の井山裕太名人が張栩九段に336手まで2目半勝ちをおさめ、シリーズ対戦成績を2勝0敗とした。第3局は9月25、26日に鹿児島県鹿児島市「城山ホテル鹿児島」で行われる。
(日本棋院HPより抜粋)
「井山連勝、336手の激闘を制す」 「張栩、あと一歩届かず」
(週刊碁見出しより)
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2連勝と快調の井山名人ですが、本局は苦しい長期戦のようでした。
敗れた張栩九段、 【力戦奮闘】 も空しく錯覚は痛かった・・・。
久しぶりにタイトル戦に登場した張栩九段ですが、長期戦は若手有利のようです。先輩棋士として、何とか一矢報いたいところですが・・・。
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今回の対局地は愛知県田原市の「角上楼」。
2年前の名人戦第2局も当地で行われ、高尾九段が井山名人に勝ち2連勝。最終的には高尾九段が4-3(○○○●●●○)で名人位を奪取し、井山7冠を6冠に後退させたシリーズでした。
田原市は「たはらし」と読みますが、「たばら、たわら、たばる」と読む地域もあるようです。西南戦争で有名な田原坂は「たばるざか」でしたね。
歌手の田原俊彦は「たはら としひこ」、どうでもいいことですが・・・。
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