家の庭に「吾唯足知」の四文字を刻んだ蹲踞(つくばい)があります。
今は亡き父親が持ってきたものです。
ネットで意味を調べてみました。
「吾唯足知」は、簡単に言ってしまえば「満足する気持ちを持ちなさい」との意味であり、「足ることを知る人は、心は穏やかであり、足ることを知らない人は、心はいつも乱れている」との釈迦が説かれた教えであります。
囲碁では「囲碁十訣(いごじっけつ)」という囲碁の心構えを説いた、中国古より伝わる10の格言があります。
その一は「不得貧勝(むさぼれば勝ちを得ず)」。必要以上に欲ばっては、反動が来てかえって勝てなくなります。
「吾唯足知」と同様の意味でしょうね。
何十年も眺めている「吾唯足知」ですが、亡き父の遺訓と心に刻みますか・・・。
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