二つある模様の両方を広げようと思ったり、二つの石を存分にシノごうとするとお互いに悪影響が及び、「身の破滅」ひいては「負け戦」につながるという。まず、二つのどちらを重視するか、判断が求められる。「二兎を追う者は一兎をも得ず」という一般的な格言に近い。
(日本棋院「格言小辞典より抜粋)
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あれもこれもと欲を出すと、無理がたたって傷を深くするということでしょうか。
↑(黒2が兄弟げんか)
↑(黒2で十分)
日本史上最も有名な兄弟喧嘩は「源頼朝と源義経」と言われています。
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では、その辺りも明らかになっていくでしょう。
頼朝と義経、どちらかと言えば「判官贔屓」通り、義経応援団が多いように思われます。
政治家(頼朝)と軍事家(義経)のすれ違い、現代でもこの構図はありそう・・・。
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