goo blog サービス終了のお知らせ 

天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
画像をクリックすると拡大されます。

囲碁格言「兄弟げんかは身の破滅」

2022-05-01 21:00:00 | 囲碁

二つある模様の両方を広げようと思ったり、二つの石を存分にシノごうとするとお互いに悪影響が及び、「身の破滅」ひいては「負け戦」につながるという。まず、二つのどちらを重視するか、判断が求められる。「二兎を追う者は一兎をも得ず」という一般的な格言に近い。
    (日本棋院「格言小辞典より抜粋)

     ○ ● ○

あれもこれもと欲を出すと、無理がたたって傷を深くするということでしょうか。


 ↑(黒2が兄弟げんか)


 ↑(黒2で十分)

日本史上最も有名な兄弟喧嘩は「源頼朝と源義経」と言われています。
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では、その辺りも明らかになっていくでしょう。
頼朝と義経、どちらかと言えば「判官贔屓」通り、義経応援団が多いように思われます。
政治家(頼朝)と軍事家(義経)のすれ違い、現代でもこの構図はありそう・・・。

     ○ ● ○

1年前の記事(2021-05-01):囲碁業界用語/制空権と落下傘

コメント