前人未到の本因坊11連覇を目指す本因坊文裕(井山裕太)に一力遼棋聖が挑戦する第77期本因坊戦挑戦手合七番勝負第1局が石川県金沢市「尾山神社 金渓閣」で打たれ、本因坊文裕が黒番半目勝ちをおさめ開幕戦を制した。第2局は5月24日(火)・25日(水)に埼玉県熊谷市「熊谷ラグビー場」で行われる。
(日本棋院HPより抜粋)
「文裕先勝、怒涛の追い上げを見せた」 「一力、最強に戦い続けた」
(週刊碁見出しより)
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激戦を制した井山四冠、闘志満々の着手で先勝。
敗れた一力棋聖、奮闘空しく半目に泣く・・・。
本局は357手という本因坊戦では最長手数の半目勝負、頂上決戦にふさわしい名局となりました。
今春の棋聖戦では一力さんがタイトル奪取、井山さん苦戦かと思われましたが初戦勝利、激闘の七番勝負になりそう・・・。
今回の対局地は石川県金沢市「尾山神社 金渓閣」。金沢は初代本因坊算砂(本行院日海)ゆかりの地で、本行寺には算砂顕彰碑があるとのこと。
北陸新幹線(長野 - 金沢間)が2015年に開通。便利になりましたが、列車の旅情感はイマイチか・・・。
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