第76期将棋名人戦で立会人を務めた森けいじ・九段がこう語ったと、知人の記者から聞いた。
将棋や囲碁に特有のこの感想戦では、ふつう、勝者は敗者が口を開くのを待ち、敗者のペースでやりとりが続く。負けた側の納得のゆくまで、そこに立ち現れるべきであった正しい理路を二人して追究する。
ものごとの検証というのはかくあるべしと思う。
(6/14、朝日新聞/折々のことば/鷲田清一)
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プロ棋戦で終局後の感想戦は、一つの儀式のようですね。
敗者が気持の整理をする時間かも・・・。
感想戦で翌朝まで粘る棋士もいたようですが、最近はそれほど・・・。
アマの場合、負けた方は不機嫌な人が多いようですね。
負ければ悔しいのは当然ですが、 【行雲流水】 素直に相手を讃えたいものです。
ムズなところですが・・・。
感想戦もいろいろありそうですが、「人生の感想戦」はまだ先かと・・・。
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