囲碁観戦記720局、教養裏打ち
上毛新聞特選碁欄で、44年間にわたって観戦記を執筆し続けた須藤斉さんが2月11日、旅立った。92歳だった。
自宅近くの囲碁会で師範を務めていた48歳の時、上毛新聞記者に勧められて自戦記を連載したのを皮切りに、91歳まで執筆した観戦記の数はおよそ720局。ギネス級の鉄人といえる。
(上毛新聞より抜粋)
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須藤さんは上毛新聞・観戦記の他に、高崎市の公民館で活動する「高崎市囲碁振興会」の中心人物として、囲碁普及活動を進めてきました。
観戦記720局は凄いですが、指導を受けた囲碁愛好者の数も半端ない数だと思います。
私がお会いしたのはこの10年ほどですが、大先輩なのに丁重な物腰でこちらが恐縮するほどでしたね。
群馬県の囲碁界にとって、また一人重鎮を失うことになりました。
須藤さんの遺志を継いで囲碁界発展を担うのが本筋ですが、ムズなところで・・・。
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