◆書籍紹介
・書籍名:囲碁史探偵が行く
―昔と今 碁打ちの物語―
・出版社:日本棋院 ・著者:福井正明
・発行年月 2008年11月
■内容紹介
・本書は『碁ワールド』に平成十七年から十九年までの三年間にわたって連載された「囲碁史探偵が行く」に一部加筆して完成。
・平成の時代になってキラリと光る37の物語。徳川将軍のお手並みは?あの巣鴨プリズンで囲碁が大流行?古今東西、魅力にあふれる碁打ちたちが繰り広げる数々のエピソードを、囲碁史探偵、福井正明九段が検証。
◇ ◇ ◇
本書は「月刊/碁ワールド」に連載されたものを単行本にしたそうです。確かに毎月配送されてくる「碁ワールド」に載っていたような気がしますが、ほとんど読んでいませんでした。
登場する人物の名前に馴染みがないからなのか、なぜか囲碁の歴史物は取っ付きにくいんですよね。
でも書店でこの本の目次を見ていたら、今まで以上に囲碁の世界が広がるような気持になり購入しました。
この本は一週間ほどで読み終えましたが、思った以上に面白い内容でした。
それにしても囲碁史の発掘・検証・整理に、東奔西走する福井正明九段(囲碁史探偵)の情熱には頭が下がる思いです。
あと福井九段と仲のよかった、亡き上村邦夫九段のエピソードもいい話でしたね。
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