「第60回NHK杯テレビ囲碁トーナメント」決勝(3/24放送)は結城聡九段が井山裕太棋聖に白番9目半勝ちし、2連覇を飾った。NHK杯との相性が良く、この5年間で4度目の栄冠となる。 NHK杯の決勝を戦った結城と井山は、6月に東京で開催予定の第25回テレビ囲碁アジア選手権に出場する。
(朝日囲碁Webより抜粋)
「結城連覇、読み合い制し快勝」「井山 またも優勝お預け」
(週刊碁見出しより)
◇ ◇
序盤から双方最強のねじり合いでしたが、結城九段がポイントを稼ぎ押し切った一局でした。
早碁で抜群の強さを誇る結城九段、直感を信じて戦ったのが勝因と語っていました。
敗れた井山六冠、常識にこだわらない着手が裏目だったでしょうか・・・
それにしても5年間で4度優勝という結城九段、対戦成績を数えると21勝1敗となります。すごい勝率ですね。
3/23に行われた「第8回大和証券杯ネット囲碁オープン」決勝では、高尾紳路九段を破り優勝しています。
「週刊碁ブログ」で今週号は「週刊結城」と称していましたが、まさに大車輪の活躍でした。
坊主頭のコワモテで存在感はありますが、口元をしばしば歪める仕草はTV向きではないかも・・・
「第60回NHK杯」は結城九段の連覇でしたが、関西・中部の活躍が目立ちましたね。
ベスト8の顔ぶれを見ると、関西勢では結城、井山、山田、村川の4人、中部勢は羽根、山城、東京勢は河野、向井となります。
全国放送だけに意気込みも違うのでしょうか・・・
明日(4/4)は十段戦第3局が行われます。
NHK杯決勝で波に乗る結城・九段と史上初の六冠・井山の対決、結果はいかに・・・
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます