30歳以下の棋士で争われる第11回おかげ杯囲碁トーナメント決勝が12月22日に日本棋院東京本院で行われた。結果は一力遼二冠(天元・碁聖)が伊田篤史八段に黒番中押し勝ちをおさめ4年ぶり4回目の優勝を飾った。伊田の初優勝はならなかった。
また小林覚日本棋院理事長より「若手を育てる棋戦」として一定の役割を終えたとしてこの第11回をもって当棋戦が終了となることが伝えられた。
(日本棋院HPより抜粋)
「一力貫録、気力充実 有終のV」 「伊田、悲願ならず」
(週刊碁見出しより)
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優勝の一力二冠、厚い布石構想で押し切りました。
準優勝の伊田八段、勝負をかけたコウ争いも無念・・・。
今年は一力さんが大活躍でした。
7大棋戦の天元・碁聖を奪取、早碁の竜星戦・おかげ杯で優勝、勝ち星ランキングも1位(53勝13敗)で2位の井山三冠(38勝14敗)を大きく離し、飛躍の年でしたね。
11回を数えた「おかげ杯」の終了、残念ですね。
囲碁棋戦も世の中の変化により、浮き沈みがあるようです。
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