第39期新人王戦第3局が9月25日に名古屋市の日本棋院中部総本部で行われた。結果は黒番の一力遼七段が志田達哉七段に中押し勝ちをおさめ、通算2勝1敗で新人王を獲得した。一力は17歳3ヵ月で新人王獲得となり、第8期依田紀基五段(当時)の新人王戦最年少記録(17歳5ヵ月)を更新した。
(日本棋院HPより抜粋)
「一力新人王、流れを決めた一撃」 「中部初の悲願ならず」
(週刊碁見出しより)
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序盤の強手でリードを奪った一力七段、完封勝利での新人王獲得でした。
これで一力七段は「新人王、グロービス杯世界U-20、若鯉戦、おかげ杯」と若手棋戦の4冠となりました。
ただ棋聖リーグでは4連敗と苦戦、7大棋戦での活躍にはまだまだ・・・
敗れた志田七段、本局では持ち味が生かせず不本意な敗戦でした。
志田七段は中部総本部ですが、「若手三田(伊田、志田、鶴田)」に期待が集まっているようです。
「三田」言えば先週の「秀策・道策を巡る旅」で島根・出雲地方の「三田(大田市、浜田市、益田市)」を連想しました。
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