天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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北京オリンピックの余熱

2008-08-26 14:38:41 | スポーツ

TVでは昨日も北京オリンピック関係の番組が多かったようです。
中国のオリンピック運営などに対して多様な意見が噴出していました。今までは現実が不透明でしたから意見が出ること自体が進歩だと思います。

日本のメダル獲得数について批判もありましたが、世界でのポジションを考慮すると妥当な数のような気がします。メダルの数で本当の「豊かさ」は図れないと思いますね。

興奮と感動、期待と落胆などいろいろなドラマが交錯する真夏の祭典、その熱気も時間とともに冷めていくでしょう。

   ◇   ◇

オリンピックが終わって世の中の変化はどうでしょう。
私が社会人としてスタートしたのは東京オリンピック(1964年)の翌年でした。

最初の配属はテレビやオーディオなどの家電部門でしたが、オリンピック後の需要落ち込みもあり、半導体部門に移動となりました。
また、この翌年の採用はゼロと東京オリンピックの過熱が嘘のような冷え込みでした。
しかし、これも短期の低迷で日本の高度成長の勢いの中では、小さな窪み程度のようでした。

オリンピックはスポーツだけでなく、経済や社会生活の変化にも影響が大きいようです。
人類の進化や豊かさの源泉になってほしいものです。

   ◇   ◇

東京オリンピックが開催された1964年の囲碁界は坂田(二十三世本因坊)全盛の時代でした。
・二度目の7大タイトル制覇(名人・本因坊・日本棋院選手権・プロ十傑戦・王座・日本棋院第一位・NHK杯)
・年間30勝2敗(1964年)
・一般棋戦29連勝(1963-64年)

この頃の私は囲碁とはほとんど縁がなく、TVや新聞のニュースで坂田の名前が耳をかすめた程度でした。

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