天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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世界アマ囲碁選手権群馬県大会/2012

2012-07-10 22:34:51 | アマ棋戦

Sekaiama2012 第34回世界アマ囲碁選手権日本代表決定戦県大会が7月8日、高崎市中央公民館で行われ、同市吉井町の金谷渡さんが初優勝した。金谷さんは9月に都内で開かれる全国大会に出場する。大会には腕自慢の23人が出場。盤上に集中しながら熱い戦いを繰り広げた。

◎優勝:金谷渡(高崎)、準優勝:吉野延美(高崎)、3位:見城弘殷(沼田)
   (上毛新聞より抜粋)

    ◇   ◇

全国大会への予選となるアマ県大会は、5月の「朝日アマ名人戦」、6月の「毎日アマ本因坊戦」、7月の「世界アマ代表戦」の3棋戦があります。
今年の3棋戦の優勝者は下記の3名となりました。
・アマ名人:奈良昌利さん
・アマ本因坊:石井成幸さん
・世界アマ代表戦:金谷渡さん

参加者は学生(小・中学生、高校生、大学生)の参加が増え、平均年齢は若くなりました。
ただ上位入賞者はベテラン勢がいまだ健在という状況です。若手の頑張りに期待しましょう。

    ◇   ◇

第33回世界アマチュア選手権は5月13日~16日、中国の広州で開催され、優勝は中国の喬智健選手、2位は韓国の李炫准選手、3位は中華台北の陳正勲選手でした。
日本代表の中園清三選手は8位とイマイチ、対局時計のトラブルも影響したようです。

過去、国地域別の優勝回数は中国:18回、日本:8回、韓国:5回、香港:1回と中国が突出しています。韓国の3番手は意外な感じがします。

開催地はほとんど日本国内で行われてきましたが、中国では今回が3回目。国威の伸張を感じさせます。

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玉村町月例囲碁大会(2012/7月)

2012-07-08 23:36:13 | 囲碁

Tama5 昨日の午後は「玉村町囲碁会」の7月度月例大会。参加者は25名と順調でした。
新会員も少しづつ増えて、ありがたいことです。若い人の加入が増えればさらによいのですが・・・。

月例会の優勝は関根さん、準優勝は永井さんと八木原さんでした。
優勝の関根さんは「幹事長」として本会の運営に奮闘していますが、対局の方もがんばっています。

今回は終了時間が大幅に延びてしまいました。1局あたり1時間見当で打ってもらうようにしていますが、個人差があるようです。
大会の時間を延長するのは無理なので、対局時計を使うなどの検討が必要かと思っています。

私の成績は●○●●の1勝3敗、どうも短気に走り気味です。
この調子では「ザル碁党」からの離党は当分無理なようです・・・。

    ◇   ◇

本会では「こども囲碁教室」の生徒募集を始めました。
町内の3年生、4年生にパンフレットを配布、今月末から毎週土曜日に開講する予定です。
30名程度を予定していますが、どの程度集まるか・・・。

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伊勢崎こども囲碁アカデミー(7/7)

2012-07-07 21:27:55 | 伊勢崎こども囲碁アカデミー

今日の午前中は囲碁教室「伊勢崎こども囲碁アカデミー」の指導スタッフです。

この日は奇数月の第1週ということで、昇点(昇級)の発表日。私の担当クラス(Cクラス)から1名がBクラスに上がり、2名がDクラスから上がってきました。

今回Bクラスに上がった女子は2年生のMさん。もう少しCクラスで勉強してほしいと思いますが、Dクラスも満杯でトコロテン式に上げていくより仕方ない状態です。

DクラスからCクラスに上がってきたU君。3ケ月ほど前はそれほど目立つ成績ではなかったのですが、この2ケ月ほどは驚異的な成績で上がってきました。どういう動機でヤル気になったのか?他の生徒も見習ってほしいと思っています。
ヤル気のある生徒がいる一方、停滞の生徒もいます。こちらの対処は悩ましい・・・。

今日は少年少女全国大会に出場する生徒を含む上級者向けに、三谷哲也・七段の指導碁が行われました。
C・Dクラスとは別の部屋でしたので詳しい内容は分かりませんが、プロに勝った少女の笑顔が輝いていましたね。

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「この宿名勝負」/月刊・囲碁未来より

2012-07-05 22:25:07 | 日記・エッセイ・コラム

日本棋院から発行の級位者向け月刊誌「囲碁未来」に、「この宿名勝負」というコーナーがあります。
過去に行われた、囲碁名勝負の宿を紹介するコーナーです。

 ・第1回(4月号):静岡県熱海市「あたみ石亭」
 ・第2回(5月号):神奈川県秦野市・鶴巻温泉「陣屋」
 ・第3回(6月号):静岡県伊豆市「玉樟園新井」
 ・第4回(7月号):山梨県甲府市・湯村温泉「常盤ホテル」
 ・第5回(8月号):長野県大町市「くろよんロイヤルホテル」

当ブログでもタイトル戦の対局地の情報を載せていますが、周辺の観光地、食べ物、ご当地ソングなどがほとんどです。
できることなら名勝負の宿に宿泊したいのですが、どれも高級な旅館・ホテルですので・・・。

この連載は1年間でしょうが、これからどこの宿が掲載されるか楽しみです。
静岡県伊豆市の「鬼の栖(すみか)」などは登場するでしょうね。

しばらく群馬県でのタイトル戦は開催されていませんが、ぜひ招へいしてほしいと思います。

◎平成以降、群馬県でのタイトル戦
 ・1989年/棋聖戦:伊香保「伊香保グランドホテル」
 ・1994年/棋聖戦:伊香保「伊香保グランドホテル」
 ・1994年/本因坊戦:上牧温泉「旅籠庄屋」
 ・2002年/十段戦:伊香保温泉「白雲閣」

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第37期碁聖戦第1局/井山挑戦者が先勝!

2012-07-03 19:17:27 | プロ棋戦

羽根直樹碁聖に井山裕太天元が挑戦する、第37期碁聖戦五番勝負第1局が6月28日に広島市で行われた。結果は黒番の井山天元が中押し勝ちをおさめ、シリーズ先勝となった。第2局は7月13日(金)に静岡市で行われる。
   (日本棋院HPより抜粋)

「井山会心、一気呵成の攻め」 「羽根、サバキに疑問」
   (週刊碁より)

    ◇   ◇

絶好調の井山天元が碁聖戦でも先勝。向かうところ敵なしといった状況、内容も充実の一局でした。
敗れた羽根碁聖、昨年の本シリーズは坂井・前碁聖に2連敗後に3連勝でタイトル奪取でした。今シリーズも追い込めるでしょうか。

勝ち星ランキング・トップを走る井山天元(24勝7敗)ですが、結婚して公私とも順風満帆のようですね。

    ◇   ◇

今回の対局地は広島市「ANAクラウンプラザホテル広島」。
広島市は囲碁が盛んな街で、「マスターズカップ」と「若鯉戦」もここから誕生したそうです。

Itsukushima 広島というと宮島の厳島神社、大河ドラマ「平清盛」でもこれから舞台になるでしょう。
ドラマの方はどうも視聴率がイマイチのようです。積極的に見たいというわけではありませんが、歴史を知るという意味もあり消極的に見ています。

「保元の乱」「平治の乱」は言葉だけは知っていましたが、このドラマで時代背景や人物像なども知ることができました。
これから源平の盛衰に注目ですが、ワクワク感を演出してほしいですね。

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第67期本因坊戦第5局/井山が3勝目!奪取へあと1!

2012-07-01 22:15:02 | プロ棋戦

第67期本因坊戦七番勝負第5局が6月24日、25日に神奈川県平塚市で行われた。結果は黒番の井山が中押し勝ちをおさめ、シリーズ3勝目をあげた。
道吾が追いつくか!井山の本因坊奪取か!注目の第6局は7月9日、10日(月、火)に三重県鳥羽市で行われる。
   (日本棋院HPより抜粋)

「井山3勝、逆転で命拾い」 「山下、痛恨まさかのトン死」
   (週刊碁見出しより)

    ◇   ◇

終盤時点で劣勢気味の井山天元でしたが、相手のミスで3勝目をあげました。
6/28に行われた碁聖戦第1局でも羽根碁聖に勝ち、絶好調の井山天元ですね。

敗れた山下本因坊、痛恨の見損じは悔しいでしょうね。
終局は夜8時近く、疲労もピークの状態だったと思われます。

これで井山天元の3勝2敗、タイトル奪取にあと1勝と迫りました。
できれば七番勝負まで見たいところですが、どうでしょう。

本局の記録係は群馬出身の本木克弥・初段でした。
タイトル戦を目の前にして感じるところもあったでしょうが、早く大きな舞台に登場してほしいものです。

    ◇   ◇

今回の対局地は神奈川県平塚市の「平塚プレジール」。平塚プレジールはJA共済連の子会社が運営する施設で、フランス語の「ふれあい」の意味だそうです。

平塚市は木谷道場のあった地で、いろいろな囲碁イベントが開催されていますね。
「湘南ひらつか七夕まつり」も今週7月6日(金)~8日(日)に開催だそうです。

Mh900228353 「七夕」といえば子どもの頃、竹に短冊を吊るし、スイカ、瓜、ナスなどの野菜を供える夏の年中行事でした。
その頃は旧暦でしたので、夏休みの楽しみの一つでしたね。
七夕の期間が終わると、近くの川に短冊を吊るした竹を流したものです。今ではとても考えられないことですが・・・。

   ♪ 七夕さま

 笹の葉サラサラ~  軒端にゆれる~
 お星さまキラキラ~  金銀 砂子(すなご) ~

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