天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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第26期竜星戦決勝/芝野虎丸、最年少優勝!

2017-08-10 20:30:00 | プロ棋戦

第26期竜星戦の決勝戦が7月31日(月)に「竜星スタジオ」で行われ、芝野虎丸三段が、余正麒七段に黒番中押し勝ちをおさめ、初優勝を果たした。
芝野は17歳8ヵ月の優勝で、竜星戦の最年少優勝記録を更新。また、入段から2年11ヵ月で全員参加棋戦のタイトル獲得となり、井山裕太六冠が持つ最短記録も更新した。
この優勝で芝野は七段に昇段を決め、七段昇段の最短記録をも更新した。
   (日本棋院HPより抜粋)

「芝野快挙、17歳で優勝 七段へ」
   (週刊碁見出しより)

     ○ ● ○

芝野虎丸七段、最年少・最短記録を更新。快進撃ですね。
勝ち星ランキングでは現時点トップ(31勝6敗)。王座戦で準決勝に、新人王戦で決勝に進出しており大活躍です。
兄の芝野龍之介初段と共に「龍虎」の活躍に注目しましょう。

     ○ ● ○

1年前の記事(2016-8-10):玉村こども囲碁教室/新人(5期生)は11名

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第7回首都圏カップこども囲碁団体戦

2017-08-08 20:30:00 | こども囲碁

「第7首都圏カップこども囲碁団体戦」
 ・日時:平成29年8月6日(日)
 ・会場:川口市立幸栄公民館
 ・参加チーム:8チーム(1チーム9名)、
      東京・神奈川・埼玉×2・千葉・群馬・栃木・茨城
 ・成績
 ◆優勝決定戦
  優勝:東京(Aリーグ1位) 6-3 準優勝・埼玉(Bリーグ1位)
 ◆3位決定戦
  3位:群馬(Bリーグ2位) 7-2 4位・神奈川(Aリーグ2位)
 ◆交流戦
  千葉(Bリーグ3位) 8-1 埼第2(Bリーグ4位)
  栃木(Aリーグ3位) 6-3 茨城(Bリーグ4位)

◎群馬チームの成績
 ◆Bリーグ(2位)
  ・1回戦:群馬・茨城 7-2
  ・2回戦:群馬・千葉 6-3
  ・3回戦:群馬・埼玉 3-6
 ◆3位決定戦
  ・群馬・神奈川 7-2
 ◆合計:23勝13敗

     ○ ● ○

一昨日(8/6)、「第7回首都圏カップ争奪こども囲碁団体戦」の引率で、埼玉県川口市に行ってきました。

群馬県チームは東京・埼玉に次いで、昨年と同じ3位(8チーム中)。実力的には昨年チームの方が上だったと思いますが、よく頑張りました。
人口でいえば神奈川、千葉の方が圧倒的に多いのですが、両県に勝利したのは結束力でしょうか・・・。


対局風景


対局風景


群馬県チーム

     ○ ● ○

1年前の記事(2016-8-8):第6回首都圏カップこども囲碁団体戦

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第38回少年少女囲碁大会/2017

2017-08-06 20:30:00 | こども囲碁

8/1(火)、8/2(水)に「第38回少年少女囲碁大会(個人戦)/全国大会」が行われ、群馬県代表メンバー(小・中学生、各2名の計4名)の引率として日本棋院に行ってきました。

群馬県勢の成績は男子中学生の部で山﨑くん、小学生の部で宮沢くんが一次リーグを3連勝で決勝トーナメント(ベスト16)に進出。
山﨑くんは決勝T・1回戦を勝ち、最終的には第8位に入賞。宮沢くんは決勝T1回戦で惜しくも敗れました。
全国の強豪ひしめく中、代表選手はよく頑張ったと思いますね。

7/30、7/31に行われた「第14回小・中学校囲碁団体戦全国大会」では群馬県から小学校3校(伊勢崎北小、玉村上陽小、玉村南小)、中学校2校(伊勢崎二中、伊勢崎四ツ葉中等)が出場。
結果は5校とも一次リーグ突破はできず、チームのトータル成績は5勝10敗。残念な結果で終わりました。

地域で見ると小学生は地方の選手も結構がんばっていますが、中学生は都市部が上位を占めているようです。
地方では有段者の育成環境が整っていないということでしょうか・・・。

     ○ ● ○

1年前の記事(2016-8-6):テレビドラマ/HOPE~期待ゼロの新入社員~

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第41回全国高校囲碁選手権/2017

2017-08-04 20:30:00 | アマ棋戦

◎団体戦(7月24日・25日)
男子決勝は春日部(埼玉)が2-1で洛南(京都)を下し連覇。
女子決勝は白百合学園(東京)が3―0で栃木女子(栃木)を下し初優勝。
◎個人戦(7月25日・26日)
男子決勝は栗田佳樹さん(港北・神奈川)が横江大樹さん(延暦寺学園比叡山・滋賀) を下し優勝。
女子決勝は岩井温子さん(洛北・京都)が羽根蘭佳さん(長久手・愛知)を下し優勝。
   (日本棋院HPより抜粋)

団体戦「女子・白百合学園初V、こぼれたうれし涙」「男子・春日部が連覇、勝敗は紙一重」
個人戦「ハイレベルな混戦、青春かけた晴れ舞台、対局後は爽やか笑顔」
   (週刊碁見出しより抜粋)

     ○ ● ○

「頭脳の甲子園」といわれる本大会ですが、高校野球に比べると認知度は・・・。
それでも感動は同じ熱さがあると思いますね。

     ○ ● ○

◎群馬県勢の成績
◆男子団体戦
 ・前橋高校:予選通過ならず(○●●)
◆女子団体戦
 ・前橋女子高校:1次リーグ突破(○○○)、7位入賞
◆男子個人戦
 ・松永君(前橋高):予選通過ならず(○●○)
 ・吉原君(前橋高):予選通過ならず(●●●)
◆女子個人戦
 ・小鮒すみれさん(前橋女):予選通過ならず(●○○)

女子団体の前橋女子高は7位に入賞、群馬県としては初の快挙でしょう。
男子は期待されていましたが無念・・・。
地方勢は苦戦模様ですが、選手層を厚くして上位を狙いたいものです。

     ○ ● ○

1年前の記事(2016-8-4):第40回全国高校囲碁選手権/2016

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第7回マスターズカップ/小林覚が4年ぶり2回目の優勝!

2017-08-02 20:30:00 | プロ棋戦

第7回フマキラー囲碁マスターズカップの決勝戦、趙治勲名誉名人―小林覚九段戦が7月22日に東京千代田区の囲碁将棋チャンネル竜星スタジオで行われた。結果は黒番の小林が半目勝ちをおさめ、4年ぶり2回目の優勝を決めた。
   (日本棋院HPより抜粋)

「小林覚頂点へ、半目転がり込む」 「揺れる半目、趙の後悔」
   (週刊碁見出しより)

     ○ ● ○

きわどく半目を制した小林覚さん、最後は「指運」か・・・。
敗れた趙治勲さん、勝利の女神は後輩に・・・。

第7回を数える本棋戦、歴代の優勝は趙さんが3回、小林覚さんが2回、小林光一さんと王メイエンさんが各1回と、木谷門下が6回の優勝をしています。
近年、木谷一門のような内弟子制度は少なくなっていますが、囲碁を究める環境としてはベストなんでしょうね。

     ○ ● ○

1年前の記事(2016-8-2):第37回少年少女囲碁大会/2016

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