天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
画像をクリックすると拡大されます。

好事魔多し・・・

2021-06-10 21:00:00 | 囲碁

囲碁の解説などで「好事魔多し」というフレーズが出てきます。
「好調のときには思わぬ落とし穴があるかもしれないから、身を引き締めなければならない
という意味で使われるようです。

プロの場合、「好事魔多し」の出現回数は少ないと思いますが、ザル碁党のレベルでは日常茶飯事でしょうね。
序盤で大石を捕獲して絶対有利な状況、ここで調子に乗ってポンポンいくと思いもよらない落とし穴にギャフン・・・。

プロはよく優勢な局面でも「勝つことの難しさ」を語っています。
ザル碁レベルの方策として「相手の気持ちを推し量る」、これは妙手だと思います。
ただ、そんな冷静な判断ができないところが問題でして・・・。

     ○ ● ○

1年前の記事(2020-06-10):囲碁活動、一部再開

コメント

囲碁書籍「図解で分かる 碁の現代布石」

2021-06-08 21:00:00 | 本と雑誌

◆書籍紹介  
・書籍名:「図解で分かる 碁の現代布石」
・発行所:マイナビ出版  
・著 者:木部夏生
・発行年月:2021年5月
◆内容紹介
今、布石研究が勝率アップに直結する時代です。以前とは布石の考え方が常識から変わっているので、理解しているかとそうでないかで差が付きやすいのです。
「でも、最新の流行布石ってなんだか難しそう・・・」と思われている方も多いのではないでしょうか?
そんな方に朗報です。人気の図解シリーズ第6弾! 今回は現代布石がテーマです。ダイレクト三々などのAI流はもちろん、現代版の中国流など、幅広く13の布石作戦を紹介しています。

     ○ ● ○

とりあえずサラサラと読んで(眺めて?)見ました。
図解というのが現代風というか、分かり易いですね。
対象は中級レベル(初段前後)でしょうか、囲碁教室の教材としても使えそうです。

著者の木部さんは群馬県出身、コラム寄稿では「あなたはまだグンマを知らない(囲碁編、名物編)」、県外の人も群馬の魅力を知ってほしいですね。

     ○ ● ○

1年前の記事(2020-06-08):第75期本因坊戦七番勝負第1局/文裕が先勝!

コメント

第76期本因坊戦七番勝負第3局/芝野が2連勝でリード

2021-06-06 21:00:00 | プロ棋戦

第76期本因坊戦挑戦手合七番勝負第3局が6月1日(火)、2日(水)に大阪府守口市 「ホテル・アゴーラ大阪守口」で打たれ、芝野虎丸王座が井山本因坊に黒番中押し勝ちをおさめシリーズ2勝1敗とした。第4局は6月10日(木)、11日(金)に福岡県北九州市「アートホテル小倉ニュータガワ」で打たれる。
   (日本棋院HPより抜粋)

「芝野ラッシュ、鉄腕強打でリード」 「どうした? 文裕連敗」
   (週刊碁見出しより)

     ○ ● ○

2-1とリードの芝野王座、大石を仕留めての快勝でした。
敗れた井山本因坊、大石のシノギを軽視したか・・・。

井山本因坊が7番勝負で先行されたのは、ここ数年では珍しい。内容的にも第2局、第3局は読み負けているようです。
10連覇を目指す井山さんですが、次の第4局がカギとなるか・・・。

     ○ ● ○

今回の対局地は大阪府守口市 「ホテル・アゴーラ大阪守口」。「アゴーラ」はポルトガル語の「今」という意味とギリシャ語の「人が集う場所」という両方の意味があるそうです。
たそがれ世代としては難しい今風のホテル名はドーモ・・・。

近年、タイトル戦の舞台もホテルと和風旅館の割合は半々くらいでしょうか。
それぞれ良さはありますが、「お一人さま」はホテルか・・・。

     ○ ● ○

1年前の記事(2020-06-06):将棋/藤井七段、棋聖挑戦権を獲得

コメント

京大飛び級17歳/囲碁とゲームと数学

2021-06-04 21:00:00 | 囲碁

(ひと)林璃菜子さん、京大医学部に飛び級入学した
京都大学への合格を知ったときは、まだ高校2年生だった。今春、多くの同級生より1年早く、医学部に飛び級で入学した。「学べる時間が長くなる。チャンスがあるなら受けてみよう」と挑戦したものの、合格は予想外だった。
   (朝日新聞より抜粋)

林璃菜子さん(17)は名古屋の中高一貫の名門私立・南山高校。棋道部(囲碁・将棋)で囲碁を勉強していた。南山高校は囲碁の強豪。今年3月に行われた全国高等学校囲碁選抜大会では準優勝した。「レギュラーは3人で、彼女は補欠だったのですが、大会では最後の大きな勝負に出場し、見事に勝ったんです」(棋道部顧問)
   (週刊文春より抜粋)

     ○ ● ○

林さんが囲碁を始めたのは中学生になってから、ただ強くなるスピードは驚くほどだったそうです。
幼少期から始めていれば仲邑菫・二段レベルになったかも・・・。
これからは学業で忙しいでしょうが、囲碁は続けてほしいですね。

     ○ ● ○

1年前の記事(2020-06-04):負けても腐らない

コメント

韓国・中国の囲碁ニュース/週刊碁

2021-06-02 21:00:00 | 囲碁

週刊碁では「waku waku ニュース from 韓国」が5/17号から、「DOKI DOKI ニュース FROM 中国」が6/7号からと、中韓の話題が載っています。
これまで数パーセントだった中韓の記事が倍増したことになりますか・・・。

韓国ニュースでは韓国棋士ランキング1位の申眞諝(シン・ジンソ)九段の活躍ぶりが多いようです。
中国ニュースの第1回は甲級リーグの話題でした。

日本の囲碁ファンで、中韓など海外のニュースに関心を持つ人は僅かだと思います。
私も興味を持って見ることは少ないですね。

ワールドワイドなニュースが駆け巡る世の中、囲碁界も世界に目を向けるべきかも。
ただ、日本勢の活躍がないとドーモ・・・。

     ○ ● ○

1年前の記事(2020-06-02):囲碁活動の自粛いつまで・・・

コメント