天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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◎軽妙洒脱/片岡聡九段

2022-03-10 21:00:00 | プロ棋士

「週刊碁」に連載の「つるりん(鶴山八段、林漢傑八段)式観る碁のすすめ」四字熟語編 ㉖。
◎軽妙洒脱(けいみょうしゃだつ):軽やかでしゃれていること。俗っぽくなく、さわやかで洗練されて巧みなこと。
棋士の中で誰が一番当てはまるか?

りん:ヒゲなんだよ。
つる:ヒゲかー。片岡(聡九段)先生ダンディーだもんな-。
りん:片岡先生の棋風を見てごらんよ。筋が良くて上品で、万人のお手本になるような石運び。片岡先生、昔バンド組んでたしょ?
つる:ドラマーだったね。
りん:芸術を愛する心が、ヒゲが似合うほどのオシャレさに通じると思うんだよね。
つる:今日のテーマ、軽妙洒脱は・・・
りん:片岡先生です(キリッ)!
    (週刊碁より抜粋)

     ○ ● ○

片岡九段、もう63歳になるんですね。スマートで歳の重ね方が理想的に思えます。
ギラギラしたところがなく、紳士で自然体というか・・・。

ザル碁党もスマートな生き方に憧れますが、煩悩だらけでドーモ・・・。

     ○ ● ○

1年前の記事(2021-03-10):第59期十段戦第1局/許家元が先勝

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第60期十段戦五番勝負第1局/許家元が先勝

2022-03-08 21:00:00 | プロ棋戦

初防衛を目指す許家元十段に余正麒八段が挑戦する第60期十段戦五番勝負第1局が3月1日(火)に東大阪市 「大阪商業大学」で打たれ、許が黒番半目勝ちしシリーズ先勝とした。第2局は3月23日(水)に滋賀県長浜市で行われる。
   (日本棋院HPより抜粋)

「許 開幕制す、完璧なヨセ見せる」 「余、勝機見いだせず」
   (週刊碁見出しより)

     ○ ● ○

初戦を制した許十段、中盤戦もヨセも充実した打ち回しでした。
敗れた余八段、必死の追い上げも半目足らず・・・。

許十段は現在9連勝、本シリーズも突っ走ることができるか・・・。
余八段は三大リーグ(棋聖、名人、本因坊)に在籍、本因坊リーグでは5連勝とトップを走っています。
絶好調の二人は台湾出身で仲もいいとのこと。ただ勝負は別物、どちらが頂点に立つか・・・?

     ○ ● ○

1年前の記事(2021-03-08):第45期棋聖戦第5局/井山が九連覇

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第46期棋聖戦第5局/井山が勝って2勝3敗に

2022-03-06 21:00:00 | プロ棋戦

第46期棋聖戦七番勝負第5局が3月3日(木)・4日(金)に神奈川県箱根町「ホテル花月園」で打たれ、黒番の井山裕太棋聖が一力遼九段に中押し勝ちをおさめ、2勝3敗としました。
第6局は3月10日(木)、11日(金)に、あらためて第5局と同じ神奈川県箱根町「ホテル花月園」で行われます。
     (日本棋院HPより抜粋)

「井山反撃、百戦錬磨の逆転劇」「一力、あと1勝の壁」
     (週刊碁、見出しより)

     ○ ● ○

カド番を制した井山棋聖、逆境での勝負強さは驚異的です。
敗れた一力九段、優勢になった直後にミスが・・・。

第4局時点で一力九段のタイトル可能性は80%と予想しましたが、本局の流れを考えると65%か・・・。


     ○ ● ○

今回の対局地は神奈川県箱根町「ホテル花月園」。

箱根というと正月の「箱根駅伝」が有名です。今年は青学大がブッチギリの優勝、原監督の手腕が注目されていますね。

ネット記事に「青学大の選手は、歴代の先輩から後輩へと受け継がれてきた『勝者のメンタリティー』『自主性』『意識の高さ』の3本柱が整っているところだろう」とありました。ナルホド・・・。

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1年前の記事(2021-03-06):こども囲碁教室(玉村町)再開

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回転焼き

2022-03-04 21:00:00 | 日記・エッセイ・コラム

NHK朝ドラ「カムカムエヴリバディ」の視聴率は先週トップ、快調なペースで進行しています。
ドラマの中で「回転焼き」が登場しますが、その名称は地方により異なるようです。
関東では「今川焼き」「大判焼き」が多いと思います。ドラマの舞台が京都なので「回転焼き」は関西が主流でしょうね。

最初「回転焼き」という名称を目にしたのはマンガ「じゃりン子チエ」、「回転」の意味がイマイチ分からない・・・。
マンガ「じゃりン子チエ」は浪速っ子が主人公。独特な関西風味がありましたね。

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1年前の記事(2021-03-04):第68回NHK杯/囲碁書籍「イゴノミクスの世界」

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◎風林火山/本木克弥八段

2022-03-02 21:00:00 | プロ棋士

「週刊碁」に連載の「つるりん(鶴山八段、林漢傑八段)式観る碁のすすめ」四字熟語編 ㉖。

◎風林火山(ふうりんかざん):「孫子の兵法・軍争篇」の一節。「疾如風、徐如林、侵掠如火、不動如山」の通称。
棋士の中で誰が一番当てはまるか?

りん:鎧兜が一番似合うのは間違いなく「もっくん(本木克弥八段)」だよね。
つる:棋風が「火」だし、そこに最近じっくりが加わって「山」の要素もある。
りん:とっても物静かだから、「林」もオッケー。
つる:「風」は・・・。
りん:気付いたらいつの間にか結婚してたじゃん。結婚すること「風」の如し。
つる:無理があるような・・・。
    (週刊碁より抜粋)

     ○ ● ○

本木八段って「いかつい」イメージがありますね。群馬男子はシャイな面も・・・。

昨年の成績は33勝19敗、本因坊リーグ、名人リーグと「黄金の椅子」をゲット、まさに「風林火山」の活躍でした。
ただ、その後のリーグ戦では黒星街道(本因坊リーグ:5連敗、名人リーグ:3連敗)。群馬出身棋士の応援隊としては、早期のスランプ脱出を願うばかりです。

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1年前の記事(2021-03-02):第68回NHK杯/ベスト4(一力、山下、村川、余)決定

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