こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

にしむくさむらい

2010年12月08日 | 家族のこと
小学校一年のときの朝の全校集会。
校長先生のお話で、「十一月のことをなんと言うか、知っている人はいる?」

やめときゃいいのに、手を挙げた小学一年生の私。

当然、指名された。


「さむらい」

「え?」先生はわからない。しばしの沈黙の後、5年生だか6年生があっさり「霜月」とかいって、話は終わったように記憶している。

もう、40年前の話だ。
あの時のことは、今でもよく思い出すし、赤面してしまう

私も、
『ひと月の日数が30日以外の月、二月、四月、六月、九月と十一月のうち、十一月に武士の「士」をあてて、この「二四六九士」を「にしむくさむらい」と読むので、十一月は「さむらい」です』
なんて、言えなかった。

どうも、あのころから、うろ覚えの知識をひけらかすクセがあったように思う。
高校時代には、一部の級友から、知ったかぶりからとって「しったか」などというあだ名を付けられたこともあった。

一事が万事、裏付けの無い虚栄心が行動の基準となっていた。
恥と反省と後悔ばかりの未だ未熟な人生だが、それでもすこしずつ直して前に進んでいきたいものだ。

と常々思っているものの、一年前を振り返ってみても大して進歩していないのはなぜ?

今日は私の47歳の誕生日。人生長く生きていればいいというものでもないが、生きている以上はよりよく生きていかなくてはいけない。