こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

クリスマス

2010年12月25日 | 家族のこと
わが家のクリスマスは、家族一緒。

今年はちょうど日曜日ということもあり、父の家に妹一家共々集まることに。

病理学会の準備のため、ほかの病院の病理の先生に、標本を借りに行き、午前中はおじゃまして鏡検。出勤日とはいえ、土曜日なのにありがとうございました。それにしても4月(末)の学会の準備のために、今から標本を準備するなんて・・・
自分を褒めてあげたい、というよりは、訳がわかっていないので今から準備しても間に合わないくらい。

でも、訳のわからない病態でも、標本を見ているだけで、2,3時間があっという間にすぎるので、不思議なものだ。レポートを書くこともないし、電話も掛かってこない・・・なんて、幸せなひとときだろう(おじゃまさせていただいた先生にとっては、迷惑だったろうが・・・)。
ところで、今回お世話いただいたのは、私より上の大先輩の先生。
症例についての診断書を読ませていただき、さらに勉強させていただいた。
以前から、学会でお話をよく聴いていたので、尊敬していたが、診断書も立派。
何よりも、診断文を書かれるのに、すごく努力されていることがわかる。頭の下がるレポートでした。
いつまでたっても、自分の未熟さを反省しつつ・・・見習わないと。


さて、病理学会の準備は昼過ぎに切り上げて、午後は今夜のクリスマス会兼忘年会のプレゼントを買いに歩行者天国で賑わう銀座へ。
銀座の歩行者天国

妻と娘と三人で銀座で買い物。
クリスマスケーキは奮発して和光で

息子は冬期講習のため、父の家へ現地集合。
国際化を反映して、デパートとかずいぶん変わったのでびっくり。
ミキモトのクリスマスツリー前の人だかり

娘の手を引く必要がなくなったというのは、ずいぶん楽なものだ、などと思いながら銀ブラ&ショッピング。

老人ホームに入っている祖母のところに立ち寄り、元気そうな顔を見てから、父の家に。
妹一家はすでについていて、姪っ子もお手伝いしていた。

楽しい時間はあっという間に過ぎてしまったが、また来年もみんな健康でいられることを祈って、お開き。
それにしても、幸せな一日だった。