こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

春の嵐・・・というか、これほどまでになるとは。

2012年04月03日 | 日々思うこと、考えること
この春は12年ぶりに春一番が吹かなかったとのこと。
この調子で、穏やかに過ぎていくのかと高をくくっていたのだが、あにはからんや嵐が多い。

先週の土曜(3月31日)も結構な大雨だったが、今日はもっとひどくなるとの予報。

     

朝のうちは、春の陽光がさんさんと照っていたのだが・・・

昼過ぎには勤め先の病院(都内)の周りも暗くなり始めた。


特段の仕事のない人は早めに帰宅するように院内放送が流れる。゛帰宅困難者゛を出さないためだろう。

だが…仕事を残してそうそう簡単に帰れるわけがない。だいたい、まだ術中迅速診断の予約が入っている外科がまだ手術をやっている。

そして、夕方になって、嵐の本隊がやってきた。

この嵐の来襲は昨晩から分かっていたので、今日は車で来ていたのだが、この雨は思った以上にひどい。
家に帰り着けるだろうか?

なにはともあれ、迅速診断は定時までに病理に出され、われわれも無事診断をこなすことができた。
さすがに今日は18時には病院を出て、春休みで姪っ子のベビーシッターを頼まれて、都内の妹の家に来ていた娘をひろって、第三京浜に乗った。
 ちなみに、妹夫婦は早めの帰宅で帰っていて、ベビーシッターはほとんどすることはなかったらしい。

さて、三京、港北あたりでは、ものすごい横殴りの雨で、ハンドルも取られがち。さすがに、60キロ程度しか出せない。
それでも100キロ近くで横を追い抜いて行くトラック、乗用車はいったいどういうつもりなんだろう。抜かれた後の、後続車は水しぶきでまったく前が見えなくなり、危ないといったらない。

横浜新道は無難に過ぎたが、横浜横須賀道路は大変だった。突然突風交じりの大雨に襲われる。

神奈川には竜巻注意報が出ているというので、余計に怖かったが、なんとか朝比奈も越えて家にたどり着いた。

おかげで、腕は筋肉痛。

それでも、19時台には帰宅できた。

ところで、今日は、北日本某大学医学部から私たちの病理診断科へ、見学に来てくれた学生さんがいた。
彼は無事帰れただろうか。夕方の時点では東北新幹線は動いていたが・・・
もちろん、彼には傘を持たせて、最寄りの駅まで車で送ってあげましたよ。
遠路、お疲れ様でした。
いつか、一緒に仕事ができるといいですね。
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爆弾低気圧、日本海で猛威=短時間で急速発達―気象庁
(時事通信) 2012年04月03日 16時04分
 日本列島に台風並みの暴風や大しけ、大雨をもたらした低気圧。短時間で勢力を増す「爆弾低気圧」とされるが、気象庁によると、こうした低気圧が日本海で発生するのは極めて異例という。
 低気圧は寒気と暖気が混じり合ってできる。今回は、大陸の寒気が日本付近に張り出す一方で、周囲より気圧が低い「気圧の谷」が日本海に入り込み、発生したとみられる。低気圧は通常、日本の東の海上で発達するが、気象庁によると、日本海での観測は1954年5月以来という。