去年のことだが、NHKのラジオドラマ「空の防人」というのを偶然聞いた。
先の大戦時、聴音兵という、兵士になって、国のお役に立とうとする目の不自由な少年の話だった。
その仕事というのは、遠くから迫り来る爆撃機の音をいち早く察知し、味方に知らせる、というもの。音が到達する頃には、米軍機もだいぶ近くに接近していて、結局のところあまり役には立てなかったようだ。このドラマの主眼は体の不自由な人までもが戦争に駆り出された理不尽さを訴えるものだったが、国土防衛における防空システムの重要さも同時に強調していたように思う。
さて、先日北朝鮮より発射された飛行物体、報道によると7時38分の発射2分後には米国から防衛省に連絡が入っていたとのこと。でも、国民に知らされたのは8時23分。
以前、お袋に聞いたことがあるが、空襲警報が鳴るとみんな、防空壕に空襲が終わるまで避難していたとのこと。不幸にも防空壕の真上に焼夷弾が落ちたこともあったらしい。
それでも、粛々と避難を繰り返していたようで、この間の朝ドラ「カーネーション」でも尾野真千子演じる糸子さんが一生懸命コシノ三姉妹を守っていたのをみて、自分たちの命が本当に危なくなったとき、人間はパニックになどならず、きちんと最善の策をとるに違いないと感じたし、そうでありたい。
今回のことでわかったことは、近隣国である北朝鮮という国が何らかの物体を発射したということと、米国がわが国のために情報をすぐに提供してきたということ。
さて、わが国政府の対応が、国民の生命と財産を守るべく最善の策だったかどうかだが・・・。
先の大戦時、聴音兵という、兵士になって、国のお役に立とうとする目の不自由な少年の話だった。
その仕事というのは、遠くから迫り来る爆撃機の音をいち早く察知し、味方に知らせる、というもの。音が到達する頃には、米軍機もだいぶ近くに接近していて、結局のところあまり役には立てなかったようだ。このドラマの主眼は体の不自由な人までもが戦争に駆り出された理不尽さを訴えるものだったが、国土防衛における防空システムの重要さも同時に強調していたように思う。
さて、先日北朝鮮より発射された飛行物体、報道によると7時38分の発射2分後には米国から防衛省に連絡が入っていたとのこと。でも、国民に知らされたのは8時23分。
以前、お袋に聞いたことがあるが、空襲警報が鳴るとみんな、防空壕に空襲が終わるまで避難していたとのこと。不幸にも防空壕の真上に焼夷弾が落ちたこともあったらしい。
それでも、粛々と避難を繰り返していたようで、この間の朝ドラ「カーネーション」でも尾野真千子演じる糸子さんが一生懸命コシノ三姉妹を守っていたのをみて、自分たちの命が本当に危なくなったとき、人間はパニックになどならず、きちんと最善の策をとるに違いないと感じたし、そうでありたい。
今回のことでわかったことは、近隣国である北朝鮮という国が何らかの物体を発射したということと、米国がわが国のために情報をすぐに提供してきたということ。
さて、わが国政府の対応が、国民の生命と財産を守るべく最善の策だったかどうかだが・・・。