久しぶりに朝から調子が良く、いつもの時間(冬に入る前、11月頃)の横須賀線に乗った。
10日ほど前から、朝起きて窓を開けたときに、鳥達のさえずりが聞こえるようになっていた。シジュウカラとホトトギスしかわからないが、ほかにも多くの美しい声が聞こえる。日の出が5時40分台になったころから、朝日を実感するようになった。起きる時間に外が明るいと、起きただけで、体がリセットされる。日光によるセロトニン分泌とわかっていても、気力が充実する。
それにしても今日はストレスが少ない。
ストレスをあまり感じない最も大きい理由は、今度の病理学会の3演題のうち、1つに発表のめどが立ったということだろう。これで、ストレスがだいぶ減った。残る2つの演題は、いずれも講演なので、もっと大変なのだが、これらも、なんとか演説のイメージは定まった。
今朝、ストレスから解放されると、これほど体調が変わるのかと驚いてこの記事を書いた。
ストレスとして感じていたのは、(今年の長ーい)冬の寒さのストレスと仕事のストレス、この二つがとてつもなく大きかったのだろう。それだけ年を取ったということなのだろうが、ストレスが体調に出るようになってきた。
大好きな、「あれこれ考えて、このブログ(こんきも)を書くこと」も”思考停止”に陥ってなにもできなくなっていたわけで、こうなると、「なにもできない」というストレスまでもが倍加してのしかかっていたのだろう。
体調などと言うもの、放っておいてもバイオリズムが上がったり、下がったり、などというのだから、仕事や天候その他もろもろのことが加われば、よけいに上り下がりの振幅は大きくなる。
自分の体を注意深く観察すると、人間の体というものも、とても面白くできているということを実感する。
・・・って、これが病理医の感想か?