こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

時間は待ってくれない

2013年08月20日 | 病理のこと、医療のこと、仕事のこと
この数日、9月の学会の準備で大わらわ。
発表は5日と7日。

7日の分は自分で引き受けたのもだが、5日の分は人に頼まれた・・・。
5日の分、引き受けなければ良かったと思っても、それは後の祭りで、とにかくやらなくてはならない。
今回の学会は、病理の学会。私の主戦場だ。
専門領域の話なので、多少は戦えるかもしれないが、時間が無い、少々厳しい。

昨日は術中迅速診断が21時までかかり、今夜はカンファレンスで20時。
学会発表の準備はこのあととなるわけだが、病院に泊まり込んで頑張るとなるのだろうが、20年前ならともかく、
ルーチンの仕事の後でもあるとなると、結構つらいものがある。


大事な時期に夏休みなど取るからだ、と、自分自身で思ったりするが、これはこれだ。
体を壊したり、心が折れてしまっては元も子もない。
夏休みの間も、構想は練っていた。

だが、時間は待ってくれない。これを“待った無し”という。



学会前のこの手の悲鳴、いつものことながら、ついつい書いてしまう。
こういう状態になると、大勢の聴衆の前で悠々と話している先生を尊敬してしまう。

まあ、せめて無事乗り切ることができるか、自分の結末を興味津々に見守ることで、楽しみながら準備をしたい。