こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

日本語ができたら日本人はなんとかやっていける

2022年09月04日 | 日本のこと、世界のこと
娘のフィアンセ君を連れて箱根までドライブした。
神奈川県というところは横浜、鎌倉、箱根をはじめとする観光地が近場にあり、外国人を案内するのは比較的簡単で助かる。
だが、その都度思うのは、その地のことを実はよく知らなくて、上手に説明できずに困る。
箱根の関所をCheckpointと表現するなんて、今日まで知らなかった。
関所はSEKISHOだった。
一時が万事こんな感じで、情けなくなるが、日本という国はこの国の中で完結しているので、なんとかなってしまう。

どうしてこんなに資源の乏しい国がかつては世界第2位の経済大国となり、今でも第3位であるのか、今ではよくわからなくなってしまったし、ウクライナ危機を契機に今後、この国が貧しくなっていくかもしれないということ別として、今のところ日本人は日本語だけで生きていける。

フィアンセ君によると、ギリシャ人の教育熱心な家庭の姉弟の多くは英語を勉強するそうだ。
そうして、イギリスに出て職を得ることが生き延びることになるらしい。
それは大変だね、と言ったら、
イタリア人は日本と同様イタリア語しか話せない人がほとんどだと教えてくれた。
イタリアはイタリアだけで完結していられるということのようだ。
国ガチャとしたら、私たち日本人は恵まれている。

芦ノ湖に行ったあと、日帰り温泉に連れて行ってあげたら喜んでくれた。

彼がきてからしばらくは英語を使っていたが、面倒になって最近では娘に通訳をまかせていた。
ところが、男風呂ではさすがにそうもいかない。
そう大したことを話すわけではないが、英語で喋った。

ところで、英語に限ったことではないが、この国に住んでいて外国語が必要になる人は人口の1%いるだろうか?
日常会話で外国語を使うことがまず無い状況で、いったいどこで使えというのか。
こんな状況では、日本人がいくら長期間英語を勉強したところでマスターできるわけがない。
英語を第2公用語にしようという動きもあるが、それぐらいで使えるようになるだろうか。
なにせ、日本人は日本にいる限り日本語だけで全て事足りるのだから。
日本語は難しいらしい

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