こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

自分だったら応召するか逃げ出すか

2022年09月29日 | 日本のこと、世界のこと
台風18号の影響か、今日は曇り気味だが、残暑はまだ続くようで、半袖で出勤した。
白いズボンに、オレンジのポロシャツを着て青のジャケットを羽織ったらこれではロシアカラーだと、ジャケットはグレーにした。
このことを妻に話したら一笑に付されたが、私としてはロシアに与しているようでなんとなく嫌だ。
だが、ウクライナへの侵略が思うようにいかず、兵員の著しい消耗に苦しむロシアによる部分動員令という名の徴兵の開始を見ると、その嫌悪感はロシアというよりは、プーチン大統領個人へのものであるということがわかってきた(動員令でロシア脱出増 中東欧は入国制限、独仏は前向き)。
ロシアからの国外脱出者は20万人をゆうに超え、ロシア政府のいうところの30万人に近づかんとしているらしい。
これらの人を愛国心のない人というかどうか。
今、私がどこかの国に侵略戦争に行けと岸田政権に命じられたらどうするだろう?

応召するか、逃げ出すか。

たぶん、嫌々ながら応召するだろうが、独裁者による暴走による侵略戦争であると分かっていたら、士気はそれほど上がるまい。
そんな戦いでは士気の高い軍隊により迎撃され何もできないまま、負傷したり命を落としたりするかもしれない。

そんなことになる前に、逃げ出そうと考える人は少なくないだろうが、日本は島国なので、港や空港で足止めされたら逃げ場はない。
ウクライナのように60歳以下の男性は国外への出国が禁止となったら、どうしようもないが、ウクライナの人は”自分達の国土を守る”というモチベーションがある。
私も、国を守るためならば、命を落とす危険があったとしても老骨に鞭打って必死に働く。
軍隊としての機能が失われつつあるなか、士気も装備も劣る状況で”犬死に”のために侵略地に赴く、ロシアの人が気の毒だ。

ロシアのプーチン大統領の行っている愚行が、先の大戦での日本が行ったことと重なることがあまりにも多く、残念な気持ちになる。
あの頃と異なるのは、どんなに情報統制を行ってもネットワークの隙間を越えることは不可能であり、国民は真実を知ってしまうということだ。
核兵器を使用されて、旧日本軍は本土決戦を諦めたが、プーチン大統領が核兵器使用に踏み切ることなく、侵略戦争をやめてくれることを切に願うしかない。
戦争にいいことはひとつもない

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