こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

アブラゼミの立ち往生

2023年07月26日 | 生き方について考える
7月26日水曜日。
取り立てて何ということもない日で、語呂にも特徴なく、今日が誕生日の人は誰かに覚えてもらうにはどうするのだろう。
今日はカンファレンスも会議もなく、こんな日は仕事に没頭して過ごせる。

3、4日前から庭のプラタナス(ヒポクラテスの木、スズカケ)には大きなアブラゼミが止まっていて、ジジ、ジジ、と鳴いている。
立派なセミがどうしてひと所に止まっているのはどうしたことかと、このような状況のセミのことを検索してみたら、どうやら寿命で飛び立つ元気がなく、日に日に弱っているようだ。
立ち往生の場として、大きな葉が生い茂るプラタナスを選んだのは賢明で、これなら鳥についばまれることもない。

命のたどる運命は様々だ。
虫も草木も、命のほとんど全ては自然に消えゆくものだが、人間の場合、命の終わり方はそれぞれ極端に違う。
ここで、人の死に様の良し悪しを述べたらキリがないが、望んだように死ぬということは難しい。

死に方については人それぞれの考え方があり、一概にどれがいいとはいえない。
私が死ぬ時は、体が衰え、生きる気力がなくなり、眠るように逝きたいと思っている。
だが、そうおあつらえ向きにいくかは最期の時までわからない。

プラタナスのセミが、あと何日生きることができるかはわからないが、ここを終の住処としてくれるのなら、最期まで見守っていてやりたい。
一寸の虫にも五分の魂

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (コロ健 to リディアさん)
2023-07-26 23:12:08
ありがとうございます。
12月8日は太平洋戦争の開戦記念日です。古い人は知っていましたが、今の若い人は知りません。
一時期は、ジョンレノンの命日と言っていましたが、知らない人も増えたので。
コロ健の誕生日はこの日だと、覚えてくれるようになりたいですね。
返信する
Unknown (リディア)
2023-07-26 20:51:18
コロ健先生、こんばんわ、
先生は、お誕生日を覚えてもらうために、
どのように御伝えされてるのですか?
私は3月31日生なので、年度末!と伝えてます。
返信する

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