きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

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チョウゲンボウの巣立ちⅡ’19.6月

2019年06月14日 | 村山地方
前回から約1週間経った。もう全部のヒナが巣立っただろうと思い、一応確認の意味で行ってみた。最初に見つけたのは、メス親。巣穴の見える高いところにとまっている。「えっ、これは・・・まだ巣立っていないヒナがいるかな?」しばらくすると、巣穴からヒナの姿が見えた。何羽いるのかと、さらに観察を続けたが、どうやら最後の1羽のようだ。親を呼ぶヒナの声が聞こえ、周囲の枝を探すと、4羽のヒナを見つけた。お兄ちゃん・お姉ちゃんの鳴き声に後押しされて、最後のヒナもいよいよ巣立つか?・・・と、期待しながら待ち続けたが、一向にその気配なし。それどころか、上の兄姉たちがいなくなってのびのびしている感じで、「一羽暮らし」を満喫しているよう・・・。まさに「羽を伸ばしている」末っ子なのでありました。

一方、巣立ったヒナたちはというと、親に必死にエサねだり。親がネズミを運んでくると、もう蜂の巣をつついたようになる。・・・が、エサをもらったヒナからエサを奪おうとする様子は見られず、「次は、私の番よ。」と、また親にエサねだりの鳴き声を出していた。羽をパタパタしながら、甘えるように鳴くヒナの姿が何とも愛らしかった。たぶん、今頃は5羽一緒に親とともに空を飛び回っていることだろう。

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