今年は、月山の雪解けが早いという声を聞き、これは急がねば・・・、という事で、この日、西川町志津の自然博物園に行った。予報では、東北の日本海側は雷雨に注意との事だったが、早朝に行けば大丈夫だろうと油断して行った。朝5時に家を出て、ネーチャーセンターには6時頃到着。空を見ると、雲の動きが速く、雨雲が近づいてくるようだった。これは急がねば・・・。道路脇の雪の上を歩き、山道へ。ここで、「チッチッチッチッ、ヒンカララララ。」と鳴く声が聞こえてきた。コルリがいるぞ。これまでコルリの声は何度も聞いているが、その姿を見つけ出すのは容易ではない。木々の込み入ったところをじっと目を凝らして探したが見つからない。じっとして声を聞いていたが、そのうち、声が上の方から聞こえるようになった。声のする樹の下から上を見上げて探したが、なかなか見つからない。諦めかけたその時、鳥が動くのが見えた。双眼鏡で確認すると、コルリに間違いない。下から見上げる状況なので、背中がよく見えなかったが、風切羽のところが褐色だったので、どうやら若い個体のようだ。それでも、口をいっぱいに開いて上を見上げてさえずる姿は感動ものだ。樹上でさえずるコルリは初めて見た。近くでクロジの鳴く声も聞こえたが、見向きもせず、コルリに全集中だ。
そのうち、ポツリポツリと雨つぶが・・・。マズイ。緊急避難だ。急いで山道を下り、車の中へ避難。カメラ機材を片付けていたら、大雨状態に。・・・、という訳で、わずか20分ほどで退却となってしまった。でも、気分的には、最高の時間だった。
そのうち、ポツリポツリと雨つぶが・・・。マズイ。緊急避難だ。急いで山道を下り、車の中へ避難。カメラ機材を片付けていたら、大雨状態に。・・・、という訳で、わずか20分ほどで退却となってしまった。でも、気分的には、最高の時間だった。
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