ペルシク・ケディリ戦プレビュー

GWの強行日程が過ぎても、浦和に休みはありません。オフなしでインドネシアに移動して、明日はペルシク・ケディリ戦です。インドネシアは赤道直下の地ですから、スコールなどの大雨でグラウンド状態が悪い可能性は十分あります。また、暑さも相当のものでしょう。

こういうときは、普段のリーグ戦でやっているようなポゼッションサッカーをやろうとはしない方がいいと思います。グラウンダーのパスは思うようにつながらないでしょう。それを拾われてペルシク・ケディリのカウンターを食うのは最悪です。

ただ、浦和はペルシク・ケディリと一度ホームで対戦して、ある程度特徴を知っているのは、初めての対戦がアウェーだった上海申花やシドニーFCより有利な点です。ペルシク・ケディリと対戦した当時のブログを読み返してみると、ペルシク・ケディリは比較的パスを回せるチームです。そのため、ペルシク・ケディリのDFがクリアしたボールを浦和が取って連続攻撃は掛けられませんでした。

しかし、前線で浦和の選手が動き回ると、ぽっかりマークを空けてしまうことがありました。また、CKやFKの守備も、浦和が阿部勇樹をターゲットにすることを知りませんでした。十分付け入る隙はあるチームです。

そのため、怖いのは、相手の守備的戦術を崩せずになかなかゴールを奪えなかったときだけです。ミスだけには気をつけて、サイドに拠点は作れそうですから、そこからクロスをあきらめないで上げ続ければ、いつかは点になると思います。浦和はワシントンが欠場するので、小野伸二がトップ下にポンテと並び、永井の1トップを予想します。

ボランチ気味に阿部勇樹、鈴木啓太、長谷部が並び、4バックは右から平川、堀之内、坪井、内舘、GKは都築と思っています。(山田と闘莉王は出場停止のため)