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Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

今は耐える時(5/13浦和対G大阪)

2007-05-14 20:52:46 | 浦和レッズ
G大阪戦ですが、MDPの選手のコメントまで、現時点でのチーム状態はG大阪の方が上と認めていたのには驚きました。サポーターに広まる、もやもや感は選手もある程度感じていたのです。もちろん、選手はG大阪に勝てば一気にチーム状態が上向くから勝ちたいと、意欲は失っていませんでした。

しかし、サポーター心理では、優勝争いを終盤に引き延ばすためには引き分けもやむを得ないというものがありました。試合内容は完全にG大阪が圧倒して始まりました。浦和のやりたいポゼッションサッカーを、G大阪にやられてしまいました。理由として考えられるのが、闘莉王の不在です。

代役のリベロの堀之内も、相手クロスへの対応という意味では悪くありませんが、クリアボールを味方につないでカウンターが狙えませんでした。闘莉王なら、たとえクリアでも相手の届かないところまで持っていけます。そのため、G大阪の攻撃はある程度連続し、浦和の攻撃は単発で終わることが多かったです。

スタメンを見る限り、G大阪は本来CBの青木を右SBで起用して、相馬の上がりを封じる慎重策を取ったかと思いましたが、実際は普段の強気なサッカーでした。そのため、G大阪に先制点が入ったのは、ある程度必然ではあります。

しかし、押し込まれて前半は守備的になった浦和は、後半に入ってからはオジェック監督の狙いの、サイドを広く使ってクロスで点を取るサッカーができるようになりました。両アウトサイドの相馬、山田が前に行けるようになり、小野伸二、ポンテがサイドに流れたのも浦和にプラスに作用しました。ワシントンがPKを失敗したのは残念でしたが、ワシントン自身が阿部勇樹のクロスに反応したゴールで取り返すことができました。

しかし、引き分けたのには、だいぶ運に助けられた面があるのは否定できません。G大阪は攻めるサッカーですが、普段は後ろでゆっくりと回していて、突然スピードアップする緩急の差で攻めるチームです。このスピードの変化に、浦和は対応できなかったのは否定できません。シュートが2本ポストに当たったのにも救われました。今は、優勝への期待を、これからの試合につなぐことができただけでも良かったと思うことにします。
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