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もみじの永観堂

2007-12-03 21:02:05 | 雑記
まだ、サッカーネタを書く元気がでないので、今日は京都の観光名所、永観堂の話をします。私が行ったのは、1996年のちょうど今頃で、ちょっと遅目の紅葉を楽しむことができました。永観堂は、もみじの永観堂という別名で呼ばれているもみじの名所で、お堂に入る手前の庭に椅子があって、そこでお茶菓子を食べながら紅葉を楽しむことができます。

ただ紅葉を見るだけなら、入場料はかかりません。しかし、私は永観堂の本当の良さは、入場料1000円を払って入る、お堂の中にあると思います。京都のお寺は、どこを見てもしっかりした和風庭園ときれいなふすまがありますが、永観堂のように東山にある観光名所は、山をうまく利用したつくりをしています。

お堂の上から京都盆地を見下ろせたり、上に上がっていくことで探険気分を味わえたり、山との共存が京都のお寺のテーマのように感じます。

また、御本尊の見返り阿弥陀も忘れられません。阿弥陀如来が後ろを振り返っている像で、時代の流れに乗り遅れた人こそ救済しなければならないという、お寺の創建当時のテーマを、阿弥陀如来の動きで表現しています。当時の創建者の永観法師?に向かって、「永観遅し」と、阿弥陀様が言ったという言い伝えがあります。

紅葉の時期の京都は、混んでいてなかなか行きにくいですが、行ったら間違いなく何か見つけて帰ってこれます。また、出かけてみたいものですね。
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