ここは横浜国際競技場のバックスタンドの入り口です。ここにレッズのエンブレムがあるという事実が嬉しいです。この日は3位決定戦のエトワール・サヘル戦で、守備とカウンターのサヘルなら、浦和もある程度ボールを回せるのではと期待していました。
しかし、前半4分にロングボールの処理を誤った坪井がPKを献上して、早くも追う展開になってしまいました。こうなると、サヘルは無理をせず、相馬のドリブル突破に二人つける慎重策でリードを守りにきました。そんな苦しい展開で、相手の負傷で一瞬試合が切れていたタイミングで、オジェック監督は山田を呼びました。
何だろうと思っていたら、トップ下の山田を右アウトサイド、右アウトサイドの細貝をボランチ、ボランチの長谷部をトップ下に回す布陣変更でした。細貝は自分で突破するタイプではなく、周りを使うタイプなので、どうしてもアーリークロスが多くなっていました。
そのため、山田をこの位置に置いて、思い切って仕掛けて欲しいというのがオジェック監督の狙いに思えました。オジェック監督は、あまり試合中に動く監督ではなく、スタメンの11人を選んだら自分の仕事の8割は終わっていると言っていたトルシエタイプと思っていたので、この策には驚きましたが、これが大当たりでした。
ワシントンの同点ゴールは、山田の上げたクロスがクリアされたところを相馬が拾って、ダイレクトで上げたクロスがワシントンの頭に合ったものです。これ以外にも、山田の突破から、ワシントンがクロスバーに当たるシュートを放つなど、浦和はペースをつかみました。しかし、サヘルも山田対策を打ってきました。
前線に7番を置いて3トップにして、山田を自陣に押し込んでしまおうとする策です。これで山田が7番の対応に追われ、後半はサヘルペースでした。FKでうまく勝ち越し点は奪えましたが、やはりサヘルのカウンターでシェルミティに都築が突破されて同点にされると、最後は辛うじてPK戦に持ち込むのがやっとでした。
しかし、PK戦はホームチームが有利です。城南一和戦で成功した、大旗をゴール裏で振る手は使えませんでしたが、雰囲気は浦和有利で、勝って3位になることができました。策の打ち合いだったこの試合は面白い試合でしたが、坪井にミスが出るなどもあったので、もっと楽に勝てた可能性は否定できませんが。
しかし、前半4分にロングボールの処理を誤った坪井がPKを献上して、早くも追う展開になってしまいました。こうなると、サヘルは無理をせず、相馬のドリブル突破に二人つける慎重策でリードを守りにきました。そんな苦しい展開で、相手の負傷で一瞬試合が切れていたタイミングで、オジェック監督は山田を呼びました。
何だろうと思っていたら、トップ下の山田を右アウトサイド、右アウトサイドの細貝をボランチ、ボランチの長谷部をトップ下に回す布陣変更でした。細貝は自分で突破するタイプではなく、周りを使うタイプなので、どうしてもアーリークロスが多くなっていました。
そのため、山田をこの位置に置いて、思い切って仕掛けて欲しいというのがオジェック監督の狙いに思えました。オジェック監督は、あまり試合中に動く監督ではなく、スタメンの11人を選んだら自分の仕事の8割は終わっていると言っていたトルシエタイプと思っていたので、この策には驚きましたが、これが大当たりでした。
ワシントンの同点ゴールは、山田の上げたクロスがクリアされたところを相馬が拾って、ダイレクトで上げたクロスがワシントンの頭に合ったものです。これ以外にも、山田の突破から、ワシントンがクロスバーに当たるシュートを放つなど、浦和はペースをつかみました。しかし、サヘルも山田対策を打ってきました。
前線に7番を置いて3トップにして、山田を自陣に押し込んでしまおうとする策です。これで山田が7番の対応に追われ、後半はサヘルペースでした。FKでうまく勝ち越し点は奪えましたが、やはりサヘルのカウンターでシェルミティに都築が突破されて同点にされると、最後は辛うじてPK戦に持ち込むのがやっとでした。
しかし、PK戦はホームチームが有利です。城南一和戦で成功した、大旗をゴール裏で振る手は使えませんでしたが、雰囲気は浦和有利で、勝って3位になることができました。策の打ち合いだったこの試合は面白い試合でしたが、坪井にミスが出るなどもあったので、もっと楽に勝てた可能性は否定できませんが。