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リフレッシュ成功(12/10浦和対セパハン)

2007-12-11 20:58:12 | 浦和レッズ
正直、この試合の前は、横浜FC戦の内容の悪さを考えると、たとえ負けても点を取り、精一杯戦ったという姿が見られれば十分と思っていました。しかし、一週間では疲労が抜けきれないと思われた選手たちは、すっかりリフレッシュしてこの大舞台を迎えました。

横浜FC戦では、ボールを奪ったあとに周りが連動しておらず、結局苦し紛れのアーリークロスという場面が目立ちました。しかし、この日の浦和は、積極的にプレスを掛けるだけではなく、第二、第三の動きが効いていました。一見、簡単に相手のパスミスを拾ったかに見えるプレーでも、みんなが連動していたからできたのです。

特に良かったのは阿部勇樹です。ここを埋めて欲しいと思ったスペースを埋め、素早いインターセプトでチャンスを演出しました。セパハンというチームは、引いてくる相手には滅法強いチームで、引いてきたワイタケレ・ユナイテッド相手には自在にボールを回して、完勝を収めました。

しかし、それができるのは相手が引いてくれば、中盤やDFの選手がゆっくりボールを扱える時間ができるからです。浦和はセパハンの中盤に時間を与えない戦略を取りました。その結果、セカンドボールはほとんど浦和が拾い、左サイドに空いていたスペースを相馬が何度も突いて浦和が優勢に試合を運びました。

ただ、そういう良い流れを作っているときにシュートミスなどでチャンスを潰すと、鋭いカウンターを持つセパハンにペースを握られてしまうのですが、永井の先制ゴールが決まった時間が良かったです。これで浦和は自分のリズムを保ったまま、前半を終えられました。

後半の立ち上がりはセパハンがカリミを入れて修正してきて、ピンチもありましたが、クロスバーに当たる幸運もあって、ワシントンの見事なゴールにつながりました。この日の浦和は、動きが悪かった選手が一人もいないくらい、全員が自分の役割を果たしてくれました。

正直、不安だった細貝も、持ち味のポジション取りの良さを見せて、十分合格点のプレーを見せました。短い時間でしたが、岡野に出番を与えられたのも良かったです。久しぶりにすかっとする勝利で、この勢いをACミランにぶつけて、良い戦いをすることを期待したいです。
コメント (2)
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