レッズのいない天皇杯は、寂しい限りですが、それでも今日は寒さのため外出する気分ではなかったので、BSで天皇杯の2試合をはしごしました。今日は、敵ながら好きなチームである清水が出ていたので、観ようかなという気分になりました。
なぜ、清水が好きかというと、どんなときでもチームスタイルを持っていることです。かつてはアレックスのクロス、沢登のFKという武器がありましたし、今では藤本、兵働らの活動量で元気なチームを作っています。その清水の中で、私が特に注目しているのは、ベテランの伊東輝悦選手です。
伊東は、かつてのアルディレスサッカーを現役として唯一知る存在で、どんなときでも清水の守備的ボランチは伊東という安心感のある選手です。負傷が少ないのも魅力的で、伊東を見たいと思って日本平や埼スタに出かけたときは、ほとんど皆勤に近い出場率です。伊東はアトランタ五輪でブラジルを破ったゴールで有名なボランチですが、今ではそんなイメージは忘れ去られています。
むしろ、敵として見たときは、浦和がこのスペースを突けばチャンスになるなと思った場面で、そのスペースをいち早く察し、潰すのが伊東です。フィジカルも強く、相手との体のぶつかり合いには負けないという長所もあり、相手にしたら本当に嫌な存在ですが、今日、その魅力の別の面を発見しました。
伊東は、少年時代は天才FWとして名を馳せた存在で、「テルドーナ」という愛称で呼ばれていたそうです。しかし、成長期に入っても背が伸びなかったため、長身FWの予定が守備的なMFに回らざるを得なかった不運もあります。しかし、そんなテクニックの高さは、33歳になった今でも健在です。
それはどんな場面に見られるかというと、味方のDFから受けたパスを、ほとんどダイレクトでさばいていることに見られます。清水は伊東の1ボランチですから、相手は当然、伊東からボールを奪えばチャンスですから、伊東には強烈なプレッシャーを掛けてきます。そんなプレッシャーをあざ笑うように、伊東はどんな角度にも、ダイレクトでボールをはたき、味方の攻め上がりを助けます。
来年、清水に入団する法大の本田拓也は、この伊東からポジションを奪うという大変な役目が待っています。正直、1年目は無理ではと思うほど、今の伊東はいい選手です。このポジション争いにも、来季は注目してみようと思います。
なぜ、清水が好きかというと、どんなときでもチームスタイルを持っていることです。かつてはアレックスのクロス、沢登のFKという武器がありましたし、今では藤本、兵働らの活動量で元気なチームを作っています。その清水の中で、私が特に注目しているのは、ベテランの伊東輝悦選手です。
伊東は、かつてのアルディレスサッカーを現役として唯一知る存在で、どんなときでも清水の守備的ボランチは伊東という安心感のある選手です。負傷が少ないのも魅力的で、伊東を見たいと思って日本平や埼スタに出かけたときは、ほとんど皆勤に近い出場率です。伊東はアトランタ五輪でブラジルを破ったゴールで有名なボランチですが、今ではそんなイメージは忘れ去られています。
むしろ、敵として見たときは、浦和がこのスペースを突けばチャンスになるなと思った場面で、そのスペースをいち早く察し、潰すのが伊東です。フィジカルも強く、相手との体のぶつかり合いには負けないという長所もあり、相手にしたら本当に嫌な存在ですが、今日、その魅力の別の面を発見しました。
伊東は、少年時代は天才FWとして名を馳せた存在で、「テルドーナ」という愛称で呼ばれていたそうです。しかし、成長期に入っても背が伸びなかったため、長身FWの予定が守備的なMFに回らざるを得なかった不運もあります。しかし、そんなテクニックの高さは、33歳になった今でも健在です。
それはどんな場面に見られるかというと、味方のDFから受けたパスを、ほとんどダイレクトでさばいていることに見られます。清水は伊東の1ボランチですから、相手は当然、伊東からボールを奪えばチャンスですから、伊東には強烈なプレッシャーを掛けてきます。そんなプレッシャーをあざ笑うように、伊東はどんな角度にも、ダイレクトでボールをはたき、味方の攻め上がりを助けます。
来年、清水に入団する法大の本田拓也は、この伊東からポジションを奪うという大変な役目が待っています。正直、1年目は無理ではと思うほど、今の伊東はいい選手です。このポジション争いにも、来季は注目してみようと思います。