昨日、大分から完全移籍で浦和に来ることが決まった、梅崎司選手の話をします。まず、ご存じない方のために説明すると、ポジションはトップ下です。浦和では、ポンテ離脱中の補充が期待されますが、小野伸二とのポジション争いがあるので、そう簡単には試合に出られないでしょう。
ただ、浦和のトップ下の選手はパスを出すタイプがほとんどです。例外は山田くらいですが、梅崎はドリブラーで浦和にはあまりいないタイプです。キープ力が高く、ボールを落ち着かせてくれるのが長所ですが、パスより先にドリブルをプレーの選択肢に入れています。
そのため、梅崎はボールを持つとサイドに流れる癖があります。ボールが前に進まないとき、梅崎がサイドに流れていると、落ち着かせるところがなくなり、梅崎はどこにいるんだと苛立つこともあるかもしれません。ただ、大分時代はクロスを高松に合わせるサッカーをやっていましたから、サイドに流れても、本職のアウトサイドと同じ水準でプレーできます。
また、シュートを打つ思い切りもあります。何か手詰まりだなという展開を打開してくれる可能性はあります。ただ、一つ気になるのは、その海外指向の高さです。2006年のオフ、たった1年大分でレギュラーをキープした程度の梅崎に、フランス2部のグルノーブルからオファーが来ました。
グルノーブルは日本のベンチャー企業が買収したチームで、宣伝目的で日本人選手が欲しいという状況でした。つまり、純粋に戦力として欲しい訳ではないのです。しかし、梅崎はどうしても海外に行きたかったらしく、このオファーに乗ってしまいました。梅崎はグルノーブルでほとんど試合に出場することができず、失意の帰国になりました。
また、日本のチームなら当然備えているはずの独身寮がグルノーブルにはなく、一人暮らしで栄養のバランスを崩し、体重が3kg増えるという失敗もしています。そのため、浦和に20歳と若い梅崎が加入するのは嬉しいですが、シーズンの途中で海外に行きたがり、チームの和を乱す心配はあります。グルノーブルでの失敗に懲りて、当面は海外のことは忘れて欲しいものです。
ただ、浦和のトップ下の選手はパスを出すタイプがほとんどです。例外は山田くらいですが、梅崎はドリブラーで浦和にはあまりいないタイプです。キープ力が高く、ボールを落ち着かせてくれるのが長所ですが、パスより先にドリブルをプレーの選択肢に入れています。
そのため、梅崎はボールを持つとサイドに流れる癖があります。ボールが前に進まないとき、梅崎がサイドに流れていると、落ち着かせるところがなくなり、梅崎はどこにいるんだと苛立つこともあるかもしれません。ただ、大分時代はクロスを高松に合わせるサッカーをやっていましたから、サイドに流れても、本職のアウトサイドと同じ水準でプレーできます。
また、シュートを打つ思い切りもあります。何か手詰まりだなという展開を打開してくれる可能性はあります。ただ、一つ気になるのは、その海外指向の高さです。2006年のオフ、たった1年大分でレギュラーをキープした程度の梅崎に、フランス2部のグルノーブルからオファーが来ました。
グルノーブルは日本のベンチャー企業が買収したチームで、宣伝目的で日本人選手が欲しいという状況でした。つまり、純粋に戦力として欲しい訳ではないのです。しかし、梅崎はどうしても海外に行きたかったらしく、このオファーに乗ってしまいました。梅崎はグルノーブルでほとんど試合に出場することができず、失意の帰国になりました。
また、日本のチームなら当然備えているはずの独身寮がグルノーブルにはなく、一人暮らしで栄養のバランスを崩し、体重が3kg増えるという失敗もしています。そのため、浦和に20歳と若い梅崎が加入するのは嬉しいですが、シーズンの途中で海外に行きたがり、チームの和を乱す心配はあります。グルノーブルでの失敗に懲りて、当面は海外のことは忘れて欲しいものです。