今日は雨も上がったので、国立競技場まで天皇杯準決勝の川崎F対鹿島を見に行ってきました。11冠を狙うJ王者の鹿島の守備を、リーグ有数の攻撃力を誇る川崎Fが攻め切れるかという点に着目して見ました。試合もその通りの展開でした。猛攻を仕掛ける川崎Fに対し、鹿島はしっかり守ってカウンター狙いでした。
鹿島の長所は、突出した個の力はなくても、弱点が少ない堅実なサッカーができることです。しかし、この日は鹿島は右サイドの守備に難があり、相手の左アウトサイドの村上にスペースを与えてしまいました。川崎Fがキープして攻め上がると、村上は何度もフリーになり、GKと1対1になる絶好機も迎えています。
ただ、この日は鹿島GK曽ヶ端が絶好調でした。これを止めたことで、曽ヶ端は完全に波に乗りました。ジュニーニョも鄭大世もシュートに至るまでの動きは決して悪くなかったのですが、肝心のシュートが決まらない展開で、前半を0-0で折り返します。
後半も鹿島は引いて戦うものと思われましたが、10分くらいに一時、攻勢に出ます。このときの川崎Fの守り方があまり良くなかったです。しっかりクリアで逃げられればいいのですが、連続攻撃を浴びる場面も見られ、やはり川崎Fは守勢に回ると弱いという印象を受けました。
川崎Fはいつもの選手交代で、村上を下げて井川を入れて右アウトサイドに置きます。守備のスペシャリストの印象のある井川ですが、ドリブルなども見せて攻めでも効いていた印象です。しかし、試合はこの井川のミスで動いてしまいました。井川のヘディングは、DF箕輪への中途半端なバックパスになってしまい、箕輪の苦し紛れのクリアは本山に渡ってしまいました。
これを決められて、鹿島が1-0と先制します。その後は川崎Fが必死で攻めて、ジュニーニョは何本も決定機を迎えたのですが、これを決められなかったのが敗因と言われても仕方ないほど、決まりませんでした。こういう展開は、試合巧者の鹿島にはうってつけの展開です。ボランチの中後を入れて、7人でしっかり守備ブロックを作り、しっかりカウンターで時間を稼ぐ、心憎い戦い振りができていました。
逆に川崎Fの課題はそれです。まだ上位に来て日が浅いチームということもあり、試合の戦い方はあまりうまくない印象を受けます。ジュニーニョの破壊力は、どこも真似ができませんから、その試合巧者ぶりを身に付ければ恐ろしいチームになる可能性はありますが。
鹿島の長所は、突出した個の力はなくても、弱点が少ない堅実なサッカーができることです。しかし、この日は鹿島は右サイドの守備に難があり、相手の左アウトサイドの村上にスペースを与えてしまいました。川崎Fがキープして攻め上がると、村上は何度もフリーになり、GKと1対1になる絶好機も迎えています。
ただ、この日は鹿島GK曽ヶ端が絶好調でした。これを止めたことで、曽ヶ端は完全に波に乗りました。ジュニーニョも鄭大世もシュートに至るまでの動きは決して悪くなかったのですが、肝心のシュートが決まらない展開で、前半を0-0で折り返します。
後半も鹿島は引いて戦うものと思われましたが、10分くらいに一時、攻勢に出ます。このときの川崎Fの守り方があまり良くなかったです。しっかりクリアで逃げられればいいのですが、連続攻撃を浴びる場面も見られ、やはり川崎Fは守勢に回ると弱いという印象を受けました。
川崎Fはいつもの選手交代で、村上を下げて井川を入れて右アウトサイドに置きます。守備のスペシャリストの印象のある井川ですが、ドリブルなども見せて攻めでも効いていた印象です。しかし、試合はこの井川のミスで動いてしまいました。井川のヘディングは、DF箕輪への中途半端なバックパスになってしまい、箕輪の苦し紛れのクリアは本山に渡ってしまいました。
これを決められて、鹿島が1-0と先制します。その後は川崎Fが必死で攻めて、ジュニーニョは何本も決定機を迎えたのですが、これを決められなかったのが敗因と言われても仕方ないほど、決まりませんでした。こういう展開は、試合巧者の鹿島にはうってつけの展開です。ボランチの中後を入れて、7人でしっかり守備ブロックを作り、しっかりカウンターで時間を稼ぐ、心憎い戦い振りができていました。
逆に川崎Fの課題はそれです。まだ上位に来て日が浅いチームということもあり、試合の戦い方はあまりうまくない印象を受けます。ジュニーニョの破壊力は、どこも真似ができませんから、その試合巧者ぶりを身に付ければ恐ろしいチームになる可能性はありますが。