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Kobby loves 埼玉&レッズ

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ついに出てきた新星(西澤代志也)

2009-06-01 18:48:52 | 浦和レッズ
おとといの新潟戦は、西澤代志也選手のプレーを生で見る、久しぶりの機会でした。最近は浦和のサテライトの試合が駒場スタジアムで行われることはほとんどなくなり、鴻巣や熊谷の試合だとトップの試合の翌日にはとても行けず、なかなか見ることができませんでした。

久しぶりと言うのですから、もちろん見たことはあります。それは2005年のサテライトの試合でした。当時ユース所属だった西澤は、当時の岡野の番号である30番を着けて、3バックの右アウトサイドで出場していました。

トップとサテライトの差より、サテライトとユースの差はもっと大きいですから、たまたま不在のポジションに入れられたユースの選手は結構足を引っ張ることもあります。しかし、西澤はそんなレベルは超えていました。

当時のサテライトは、堀之内や西谷が出場した豪華メンバーの試合でしたが、西澤はその縦のスピードと、積極的にクロスを配給する活きの良さを見せました。これでトップ昇格は間違いないと思わせるインパクトがありました。

しかし、トップに昇格してからの西澤は伸び悩みました。得意な右アウトサイドは山田暢久と平川が激しく争い、なかなか西澤にはチャンスは来ませんでした。仕方なく、ボランチに活路を見いだそうとしましたが、昨年の丸亀で行われた天皇杯横浜FM戦で途中出場したのが唯一のトップ公式戦の出場でした。

しかし、西澤の長所の活きの良さは失われていませんでした。キャンプではミドルシュートを次々打つ積極性でアピールして、山田暢久が風邪で欠場したナビスコ杯の大分戦で得意な右SBで出るチャンスをつかむと、アシストも決めていつでもトップでいけるというアピールをしました。

その結果、勝ち得た新潟戦のスタメンでしたが、相手が今季絶好調のペドロ・ジュニオールということもあり、守備では苦しみました。しかし、西澤はそのペドロ・ジュニオールからボールを奪ったチャンスに、真ん中をドリブルで上がって行く闘莉王のようなプレーをしました。

細貝とワンツーを決めてゴールまで奪えたのは、西澤の持っている積極性の賜物です。ようやく出てきたかという思いもありますが、このチャンスを生かして一気にリーグ戦での活躍も目指して欲しいです。
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