気が向いたら日本編も書くかもしれませんが、一応最終回の予定でカタール代表から見た最終予選総括を書きます。カタールは、最初の2試合で勝ち点4を得ています。バーレーンに引き分け、ウズベキスタンに勝っているのですが、この結果を残した監督が健康上の理由で解任されたのが、その後の運命を分けます。
確かに、後任のブルーノ・メツはセネガル代表を率いてW杯8強という、世界的な名監督です。しかし、このブルーノ・メツが結果を残せませんでした。日本、豪州、ウズベキスタンと3試合連続の大敗で、一気に出場権争いから脱落してしまいました。
ただ、カタールにとって唯一の勝利となったウズベキスタン戦を見る限り、こうなるのは監督うんぬんではなく、必然のように思えました。理由は二つあり、一つは体力レベルが最終予選の同じ組の中で一番劣っていたことで、もう一つはセットプレーに弱いことです。
本来慣れているはずの、ホームのきれいな芝生を本拠地にしていながら、カタールの選手は足がつる選手が続出しました。勝ちに行こうと無理をして、前半飛ばしたための結果でした。また、セットプレーの弱さは、映像でも非常にわかりやすい欠点でした。カタールのDFは視野が狭く、ボールと相手選手を同時に見ることができていません。
そのため、ウズベキスタンにフリーでシュートを許す場面が結構多く、これは豪州や日本が相手だと相当やられるなと思っていました。ただ、カタールは豪州と日本の2強対決になったこの組で、この2強から勝ち点2を取っています。ウズベキスタンは1、バーレーンは0ですから、可能性がないわけではないチームです。
カタールは、産油国であることもあり、国内リーグに中東各地からいい選手が集まってきていますし、王室のバックアップで代表選手の待遇もいいと聞きます。外国から選手を帰化させる強化方針もありますし、また地元開催のアジア大会で優勝した実績もあります。
人口の少ない国なので、どうしても限界はあるでしょうが、バーレーンがあれだけできるのですから、カタールも今後の強化方針次第では出場権争いに絡んでもおかしくはありません。ただ、芝生がいいので、日本のように良い芝生に慣れている国にとっては、アウェイのやりにくさはあまりないでしょうが。
確かに、後任のブルーノ・メツはセネガル代表を率いてW杯8強という、世界的な名監督です。しかし、このブルーノ・メツが結果を残せませんでした。日本、豪州、ウズベキスタンと3試合連続の大敗で、一気に出場権争いから脱落してしまいました。
ただ、カタールにとって唯一の勝利となったウズベキスタン戦を見る限り、こうなるのは監督うんぬんではなく、必然のように思えました。理由は二つあり、一つは体力レベルが最終予選の同じ組の中で一番劣っていたことで、もう一つはセットプレーに弱いことです。
本来慣れているはずの、ホームのきれいな芝生を本拠地にしていながら、カタールの選手は足がつる選手が続出しました。勝ちに行こうと無理をして、前半飛ばしたための結果でした。また、セットプレーの弱さは、映像でも非常にわかりやすい欠点でした。カタールのDFは視野が狭く、ボールと相手選手を同時に見ることができていません。
そのため、ウズベキスタンにフリーでシュートを許す場面が結構多く、これは豪州や日本が相手だと相当やられるなと思っていました。ただ、カタールは豪州と日本の2強対決になったこの組で、この2強から勝ち点2を取っています。ウズベキスタンは1、バーレーンは0ですから、可能性がないわけではないチームです。
カタールは、産油国であることもあり、国内リーグに中東各地からいい選手が集まってきていますし、王室のバックアップで代表選手の待遇もいいと聞きます。外国から選手を帰化させる強化方針もありますし、また地元開催のアジア大会で優勝した実績もあります。
人口の少ない国なので、どうしても限界はあるでしょうが、バーレーンがあれだけできるのですから、カタールも今後の強化方針次第では出場権争いに絡んでもおかしくはありません。ただ、芝生がいいので、日本のように良い芝生に慣れている国にとっては、アウェイのやりにくさはあまりないでしょうが。