久しぶりに駒場のバックスタンドに座っています。あれ、駒場の2階席の影、こんなに圧迫感あったかな?と思いますが、埼玉スタジアムのいつもの席より断然ピッチが近いので、その雰囲気を楽しんでこようと思います。
以下試合後追記:
浦和は前節の横浜FM戦で想像以上の「夏ばて」で動きが止まったので、この日はカウンターを狙うとかの現実策を予想していました。しかし、この日のピッチ上で見られたのは、ボールサイドに最大6人を寄せることもある、いつもの強気なフィンケサッカーでした。
フィンケ監督は、あくまで理想を追うという方針だったようですが、おそらく今でも上位にいることで、少し余裕があるという考えなのでしょう。その積極策は早々と成功し、前半3分で浦和らしいサイドからのクロスの折り返しをエジミウソンが決めて先制しました。
神戸は私の想像とはだいぶ違うスタメンで、エースキラーと予想していたアラン・バイーアはトップ下でした。1トップのマルセウの動きは今一つでしたが、茂木や大久保がサイドから詰めてくることで何度か決定機を迎えました。ただ、神戸はポゼッションサッカーを理想としているようですが、現実はなかなかパスがつながらず、カウンターで少ないパスで組み立てるのが現状のパターンのようです。
そんな神戸に、チャンスをだいぶ与えていて若干気になると思い始めた前半43分、エジミウソンのキープから真ん中でボールを受けた高原がDF3枚の間を抜く技ありシュートで2点差として、苦しい展開ながらも2点をリードすることに成功します。
この日はピッチが近い駒場の1階バックスタンドということで、山田直輝の動きを中心に追っていましたが、いつものボランチの位置に引いて受けるプレーの他にも、相手DFラインの前で待ったり、サイドで原口のフォローに回ったりと縦横無尽の動きで、既に中心選手の貫禄でした。
ただ、一つだけ注文をつけるとすれば、山田直輝と原口が同じサイドにいるタイミングで、相手にサイドチェンジをされると、相手MFにプレスが掛からなくなり、DFラインの手前まで持っていかれてしまいます。あまり原口に近寄り過ぎないほうがいいのではと思いました。
最後は神戸が大久保を永田のサイドに張らせて、個人技で打開を狙う手段に出たことで、まだ守備に課題のある永田では代表FWの大久保は止めきれないという判断で、永田を下げて高橋峻希を左SBに入れています。また、浦和の運動量が後半20分あたりでばったり止まることも課題で、相手の途中出場のボッティにプレスが効かず、2度も決定機を与えたのは反省材料でしょう。
以下試合後追記:
浦和は前節の横浜FM戦で想像以上の「夏ばて」で動きが止まったので、この日はカウンターを狙うとかの現実策を予想していました。しかし、この日のピッチ上で見られたのは、ボールサイドに最大6人を寄せることもある、いつもの強気なフィンケサッカーでした。
フィンケ監督は、あくまで理想を追うという方針だったようですが、おそらく今でも上位にいることで、少し余裕があるという考えなのでしょう。その積極策は早々と成功し、前半3分で浦和らしいサイドからのクロスの折り返しをエジミウソンが決めて先制しました。
神戸は私の想像とはだいぶ違うスタメンで、エースキラーと予想していたアラン・バイーアはトップ下でした。1トップのマルセウの動きは今一つでしたが、茂木や大久保がサイドから詰めてくることで何度か決定機を迎えました。ただ、神戸はポゼッションサッカーを理想としているようですが、現実はなかなかパスがつながらず、カウンターで少ないパスで組み立てるのが現状のパターンのようです。
そんな神戸に、チャンスをだいぶ与えていて若干気になると思い始めた前半43分、エジミウソンのキープから真ん中でボールを受けた高原がDF3枚の間を抜く技ありシュートで2点差として、苦しい展開ながらも2点をリードすることに成功します。
この日はピッチが近い駒場の1階バックスタンドということで、山田直輝の動きを中心に追っていましたが、いつものボランチの位置に引いて受けるプレーの他にも、相手DFラインの前で待ったり、サイドで原口のフォローに回ったりと縦横無尽の動きで、既に中心選手の貫禄でした。
ただ、一つだけ注文をつけるとすれば、山田直輝と原口が同じサイドにいるタイミングで、相手にサイドチェンジをされると、相手MFにプレスが掛からなくなり、DFラインの手前まで持っていかれてしまいます。あまり原口に近寄り過ぎないほうがいいのではと思いました。
最後は神戸が大久保を永田のサイドに張らせて、個人技で打開を狙う手段に出たことで、まだ守備に課題のある永田では代表FWの大久保は止めきれないという判断で、永田を下げて高橋峻希を左SBに入れています。また、浦和の運動量が後半20分あたりでばったり止まることも課題で、相手の途中出場のボッティにプレスが効かず、2度も決定機を与えたのは反省材料でしょう。