Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

2年ぶりの駒場(6/27浦和対神戸)

2009-06-27 14:39:50 | 浦和レッズ
久しぶりに駒場のバックスタンドに座っています。あれ、駒場の2階席の影、こんなに圧迫感あったかな?と思いますが、埼玉スタジアムのいつもの席より断然ピッチが近いので、その雰囲気を楽しんでこようと思います。

以下試合後追記:

浦和は前節の横浜FM戦で想像以上の「夏ばて」で動きが止まったので、この日はカウンターを狙うとかの現実策を予想していました。しかし、この日のピッチ上で見られたのは、ボールサイドに最大6人を寄せることもある、いつもの強気なフィンケサッカーでした。

フィンケ監督は、あくまで理想を追うという方針だったようですが、おそらく今でも上位にいることで、少し余裕があるという考えなのでしょう。その積極策は早々と成功し、前半3分で浦和らしいサイドからのクロスの折り返しをエジミウソンが決めて先制しました。

神戸は私の想像とはだいぶ違うスタメンで、エースキラーと予想していたアラン・バイーアはトップ下でした。1トップのマルセウの動きは今一つでしたが、茂木や大久保がサイドから詰めてくることで何度か決定機を迎えました。ただ、神戸はポゼッションサッカーを理想としているようですが、現実はなかなかパスがつながらず、カウンターで少ないパスで組み立てるのが現状のパターンのようです。

そんな神戸に、チャンスをだいぶ与えていて若干気になると思い始めた前半43分、エジミウソンのキープから真ん中でボールを受けた高原がDF3枚の間を抜く技ありシュートで2点差として、苦しい展開ながらも2点をリードすることに成功します。

この日はピッチが近い駒場の1階バックスタンドということで、山田直輝の動きを中心に追っていましたが、いつものボランチの位置に引いて受けるプレーの他にも、相手DFラインの前で待ったり、サイドで原口のフォローに回ったりと縦横無尽の動きで、既に中心選手の貫禄でした。

ただ、一つだけ注文をつけるとすれば、山田直輝と原口が同じサイドにいるタイミングで、相手にサイドチェンジをされると、相手MFにプレスが掛からなくなり、DFラインの手前まで持っていかれてしまいます。あまり原口に近寄り過ぎないほうがいいのではと思いました。

最後は神戸が大久保を永田のサイドに張らせて、個人技で打開を狙う手段に出たことで、まだ守備に課題のある永田では代表FWの大久保は止めきれないという判断で、永田を下げて高橋峻希を左SBに入れています。また、浦和の運動量が後半20分あたりでばったり止まることも課題で、相手の途中出場のボッティにプレスが効かず、2度も決定機を与えたのは反省材料でしょう。
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石崎監督の行くところ?(山根巌)

2009-06-27 14:34:00 | 他チーム
どんなに幸運な選手でも、一人の監督のもとで長くプレーするのは難しいです。しかし、今回話題にする現柏の山根巌選手は、3度も違うチームで石崎監督(現札幌監督)の指導を受けた稀なケースです。

山根は、プロとしてのキャリアを広島でスタートします。ただ、広島では結果を残せず、当時J2の大分に移籍します。ここで、石崎監督に初めて出会います。プロとして初めて主力選手としてシーズンを戦う経験をした山根は、守備的なボランチとして不動の地位を築いたかに見えました。

しかし、石崎監督が大分の監督を解任されてから、山根は大分でポジションを失います。そこで移籍したのは、石崎監督のいた川崎Fでした。山根は石崎監督のサッカーの理解者として、川崎Fでも重宝されます。しかし、川崎Fが2003年にわずかな差で昇格を逃すと、石崎監督は解任されて関塚監督が後任になります。

すると、また関塚監督には山根は使われず、山根は引退の準備をして、故郷の広島で少年サッカーの指導者になる話を進めていました。そんなとき、石崎監督が柏の監督になりJ1昇格を目指すという話を聞き、山根は急遽引退を撤回して柏に移籍してきます。

正直、山根のプレーをじっくり見たのは柏に来てからです。しかし、石崎監督の進めた4-2-3-1のサッカーに山根は合っていました。石崎監督当時の柏は、前の4人がフランサやポポのようなFW系の選手が多かったので、ダブルボランチは両方守備的なタイプを置いてバランスを取っていました。

こういうサッカーなら、守備が持ち味の山根にはうってつけでした。危ない場面はクリアでもいいというように、あまりボランチに攻撃センスを要求しないスタイルが山根に合っていました。ただ、石崎監督が去った柏で、山根はどこまでポジションを確保できるかは分かりません。

もし、また出られなくなるようなら、ひょっとしたら4度目(札幌移籍)もあり得ない話ではないかもしれません。
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