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カタール戦プレビュー

2009-06-09 18:20:53 | ワールドサッカー
今回の日本代表のスケジュールはハードで、土曜にウズベキスタンで試合をしてから、中3日でホームのカタール戦を戦わなければなりません。日本にとっては、消化試合で、どうやってチーム状態を上げていくかという試合になりますが、カタールはそうはいきません。

それは何故かと言えば、カタールはわずかにプレーオフ圏内の3位に入る可能性があるからです。その条件は相当厳しく、日本に勝ってなおかつバーレーンが豪州、ウズベキスタンに連敗した場合だけです。

しかし、前節の豪州戦で勝ち点1を取っておいたことで、ほぼ絶望的だった3位の可能性が出てきました。この状況なら、カタールはベストメンバーを出して本気で日本に勝ちにくるはずです。

しかし、それでも日本がホームでカタールに敗れる可能性はほとんど考えていません。理由はカタールのチームバランスの悪さです。確かに、前線にはウルグアイから帰化したセバスチャンというドリブラーがいて、油断すれば一気に一人で持っていかれる個人技があります。

しかし、カタールの最終ラインは明らかに弱いです。セットプレーやクロスの場面で、ボールウオッチャーになってしまって、比較的簡単に中央の選手をフリーにしてしまいます。そのため、動き出しの速いタイプが多い日本のFWが相手だと簡単に裏を取られてしまう可能性があります。

この相手には、玉田、田中達也の2トップは見事にはまり、アウェイではこの二人が1点ずつ決めて3-0の完勝を収めました。この試合は岡崎と大久保が出るかもしれませんが、彼ら二人も動き出しという意味では負けていません。

一つ気になるデータがあり、日本は対カタール戦の相性が良くありません。ただ、それも昔の話で、今の日本代表ならカタールを上回る体力と組織力の両方を持っていると思います。

カタールの体力のなさは狙いどころで、3-0で勝ったはずのウズベキスタン戦でも、後半足をつる選手が続出しました。その試合では日本代表のような前線からプレスを掛けるサッカーをしようとしましたが、選手の体力がついていきませんでした。

カタールが日本代表の真似をすれば、必ず動きが落ちるので、引いてくる可能性が高いですが、中澤と闘莉王がセットプレーの高さで突破できるでしょう。
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