今日は日本代表の豪州戦ですが、平日ナイターの即日更新は勘弁していただき、穴埋めネタで浦和が開幕戦で完敗した鹿島アントラーズについて書きます。今はスカパーでその気になれば全チームの情報を集めることも可能ですが、なかなか浦和戦と重ならないタイミングはありません。
ただ、2007年の年末に絶好の機会がありました。当時の天皇杯の準決勝が鹿島対川崎Fでした。この試合に勝利した鹿島は3日後の決勝に進出して、鹿島の試合を2試合続けて見ることになりました。それがなぜ「絶好」というのかといえば、鹿島の良さは試合を2試合連続で見たときにこそよくわかるからです。
一言でいえば、「修正能力の高さ」です。準決勝の川崎F戦は鹿島の実力を考えると内容の悪い試合でした。川崎Fの左アウトサイドの村上に、野沢と内田の間のスペースに入り込まれ、決定的なシュートも浴びています。この試合だけを見ていたら「鹿島の弱点はダブルボランチの脇のスペース」と思っていたかもしれません。
しかし、3日後の広島戦では、広島と川崎Fが同じ3-5-2のチームということもあり、オリベイラ監督の修正が手に取るようにわかりました。川崎F戦で問題になった右サイドのスペースにはボランチの青木を出して対応していましたし、逆サイドは本山と新井場が交代でスペースを埋めていました。
圧巻だったのは広島の武器であるストヤノフのオーバーラップを、FWのマルキーニョスのチェックでほとんど封じたことです。確かにこの試合は鹿島が前半8分の内田のゴールで早々と先制していましたが、鹿島のゲームプランは徹底的に広島の良さを消すもので、点差は圧勝ではなくても強さを感じさせる戦い方でした。
浦和との開幕戦でも強さを感じました。浦和は直前の練習試合を非公開にしたのと比べると、鹿島の直前の試合はゼロックススーパーカップで情報は筒抜けのはずです。しかし、鹿島はフィンケ監督の植え付けた4-4-2がフィット仕切れていないのを、どこで調べたかちゃんと把握していました。
その結果、2点ともカウンターでの2-0ということになりましたが、この試合は鹿島が勝つためには現実主義者になれるという事実を表に出したものでした。次に浦和と当たるのは最終戦なので、浦和から見た攻略ポイントはそのときに書きます。
ただ、2007年の年末に絶好の機会がありました。当時の天皇杯の準決勝が鹿島対川崎Fでした。この試合に勝利した鹿島は3日後の決勝に進出して、鹿島の試合を2試合続けて見ることになりました。それがなぜ「絶好」というのかといえば、鹿島の良さは試合を2試合連続で見たときにこそよくわかるからです。
一言でいえば、「修正能力の高さ」です。準決勝の川崎F戦は鹿島の実力を考えると内容の悪い試合でした。川崎Fの左アウトサイドの村上に、野沢と内田の間のスペースに入り込まれ、決定的なシュートも浴びています。この試合だけを見ていたら「鹿島の弱点はダブルボランチの脇のスペース」と思っていたかもしれません。
しかし、3日後の広島戦では、広島と川崎Fが同じ3-5-2のチームということもあり、オリベイラ監督の修正が手に取るようにわかりました。川崎F戦で問題になった右サイドのスペースにはボランチの青木を出して対応していましたし、逆サイドは本山と新井場が交代でスペースを埋めていました。
圧巻だったのは広島の武器であるストヤノフのオーバーラップを、FWのマルキーニョスのチェックでほとんど封じたことです。確かにこの試合は鹿島が前半8分の内田のゴールで早々と先制していましたが、鹿島のゲームプランは徹底的に広島の良さを消すもので、点差は圧勝ではなくても強さを感じさせる戦い方でした。
浦和との開幕戦でも強さを感じました。浦和は直前の練習試合を非公開にしたのと比べると、鹿島の直前の試合はゼロックススーパーカップで情報は筒抜けのはずです。しかし、鹿島はフィンケ監督の植え付けた4-4-2がフィット仕切れていないのを、どこで調べたかちゃんと把握していました。
その結果、2点ともカウンターでの2-0ということになりましたが、この試合は鹿島が勝つためには現実主義者になれるという事実を表に出したものでした。次に浦和と当たるのは最終戦なので、浦和から見た攻略ポイントはそのときに書きます。