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大宮時代の三浦監督

2009-08-26 18:50:14 | 他チーム
浦和が今週末に対戦する神戸は、大宮の監督を長く務めたお馴染みの三浦監督が就任しています。三浦監督といえば、2004年に劇的な連勝でJ1昇格を決めた当時の大宮の監督です。ただ、その采配は手堅いタイプです。

大宮はクラブの方針として3バックの監督とは契約しないらしく、4バック信奉者の三浦監督の考えとは合うチームでした。監督になる前は、現豪州代表監督(当時大宮監督)のピム・ファーベックのアシスタントをしています。ピム監督のサッカーを理解する三浦監督なら、混乱なく新しいチームに移行できると考えたのでしょう。

そんな三浦監督は、一度大宮を昇格目前まで導いています。2001年、パナマ代表FWのバルデスをチームの中心に据えた大宮は、サイドからのクロスをバルデスに合わせるサッカーで、前半戦を首位で折り返します。

しかし、大宮にとっては不運なことに、バルデスはパナマ代表の試合で重傷を負ってしまいます。これで急遽代役に座ったバレーは当時18歳で荷が重く、大宮は一気に失速してしまいます。

ただ、三浦監督のサッカーを支えていたのは、CBのトニーニョだったと思っています。このトニーニョが、高さとパワーのある相手を封じてくれたので、カバーリングタイプのCB奥野の持ち味も出ました。このトニーニョ、奥野のコンビは長く続いた安定したコンビでした。

攻撃は大宮時代はターゲットを一枚置き、その周りに走れるタイプを置く普通のスタイルです。ただ、三浦監督自身が、「このチームはスピード型が多い」と言っています。浦和がリトリートしてからのカウンターに弱いのは全チームにばれていますから、三浦監督も今回は縦に速いサッカーをするかもしれません。

三浦監督も、たまには4-1-4-1のような変化の手を打ってくることもあります。大宮時代は斉藤が1ボランチでしたが、神戸だと金南一がやるかもしれません。ただ、三浦監督は大宮、札幌を昇格させた実績のある監督ですが、シーズンの途中から就任するのは初めての経験です。

選手の陣容は、カイオ・ジュニオール元監督が決めていますから、やりたいサッカーに必要な選手がいない可能性はあります。そんな状況で、大分から勝ち点3を取ったのはさすがです。
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