試合を見たのは最後の10分程度でしたが、今日甲府が湘南と2-2で引き分け、ホーム中銀スタジアムでJ1昇格を決めました。この引き分けの結果、J2の記録を更新する20試合無敗の記録も継続しています。甲府の戦力を見ると、ダヴィが得点ランキングを独走する活躍ですが、アシスト役に獲得したフェルナンジーニョが効いています。
ダヴィは点を取ることは得意ですが、基本的にスピードで前に行きたがるタイプで、前線に起点を作るようなプレーは得意ではありません。開幕の時点では、それを高崎にやらせようと城福監督は思ったかもしれませんが、結果的には名古屋に移籍したダニエルの外国人枠が空いていたことで、フェルナンジーニョという即戦力を入れることができました。
フェルナンジーニョは途中加入ながら、アシスト数はチームトップという、MF的なFWで、FWというポジションにはこだわらず、広い範囲を動ける選手です。161cmと小柄なのでハイボールでは勝てませんが、技術的にはしっかりしているので、低いボールを出してやれば正確に足元に止めることはできます。
サイドハーフにも、柏、井沢という去年まではサブだった選手が台頭して選手層が厚くなり、今やハーフナーマイクがいたチームという面影はありません。首位でJ1に昇格することが濃厚になった以上、ただ残留するだけでなく、今年の鳥栖のようにJ1で旋風を起こしたいでしょう。
たぶん、来年は来年で違った戦術があると思いますし、城福監督もJ1で指揮を執った経験がある以上、今の戦力に上積みをしてJ1で戦うことは考えていると思います。今やるべきことはダヴィの残留でしょうが、彼はお金で動く選手なので、今年の活躍で価値が上がった以上、移籍は考えているかもしれません。
もちろん、補強ポイントはあるでしょうし、J1に上がるチームとなれば想像以上のビッグネームが加入する可能性もあります。大木監督時代に甲府が昇格したときは、初めてのJ1だったので、「探検」という気分だったようですが、今度は予算の割には強いチームと呼ばれたいと思います。
ダヴィは点を取ることは得意ですが、基本的にスピードで前に行きたがるタイプで、前線に起点を作るようなプレーは得意ではありません。開幕の時点では、それを高崎にやらせようと城福監督は思ったかもしれませんが、結果的には名古屋に移籍したダニエルの外国人枠が空いていたことで、フェルナンジーニョという即戦力を入れることができました。
フェルナンジーニョは途中加入ながら、アシスト数はチームトップという、MF的なFWで、FWというポジションにはこだわらず、広い範囲を動ける選手です。161cmと小柄なのでハイボールでは勝てませんが、技術的にはしっかりしているので、低いボールを出してやれば正確に足元に止めることはできます。
サイドハーフにも、柏、井沢という去年まではサブだった選手が台頭して選手層が厚くなり、今やハーフナーマイクがいたチームという面影はありません。首位でJ1に昇格することが濃厚になった以上、ただ残留するだけでなく、今年の鳥栖のようにJ1で旋風を起こしたいでしょう。
たぶん、来年は来年で違った戦術があると思いますし、城福監督もJ1で指揮を執った経験がある以上、今の戦力に上積みをしてJ1で戦うことは考えていると思います。今やるべきことはダヴィの残留でしょうが、彼はお金で動く選手なので、今年の活躍で価値が上がった以上、移籍は考えているかもしれません。
もちろん、補強ポイントはあるでしょうし、J1に上がるチームとなれば想像以上のビッグネームが加入する可能性もあります。大木監督時代に甲府が昇格したときは、初めてのJ1だったので、「探検」という気分だったようですが、今度は予算の割には強いチームと呼ばれたいと思います。