Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

甲府J1昇格決定

2012-10-14 21:18:06 | 他チーム
試合を見たのは最後の10分程度でしたが、今日甲府が湘南と2-2で引き分け、ホーム中銀スタジアムでJ1昇格を決めました。この引き分けの結果、J2の記録を更新する20試合無敗の記録も継続しています。甲府の戦力を見ると、ダヴィが得点ランキングを独走する活躍ですが、アシスト役に獲得したフェルナンジーニョが効いています。

ダヴィは点を取ることは得意ですが、基本的にスピードで前に行きたがるタイプで、前線に起点を作るようなプレーは得意ではありません。開幕の時点では、それを高崎にやらせようと城福監督は思ったかもしれませんが、結果的には名古屋に移籍したダニエルの外国人枠が空いていたことで、フェルナンジーニョという即戦力を入れることができました。

フェルナンジーニョは途中加入ながら、アシスト数はチームトップという、MF的なFWで、FWというポジションにはこだわらず、広い範囲を動ける選手です。161cmと小柄なのでハイボールでは勝てませんが、技術的にはしっかりしているので、低いボールを出してやれば正確に足元に止めることはできます。

サイドハーフにも、柏、井沢という去年まではサブだった選手が台頭して選手層が厚くなり、今やハーフナーマイクがいたチームという面影はありません。首位でJ1に昇格することが濃厚になった以上、ただ残留するだけでなく、今年の鳥栖のようにJ1で旋風を起こしたいでしょう。

たぶん、来年は来年で違った戦術があると思いますし、城福監督もJ1で指揮を執った経験がある以上、今の戦力に上積みをしてJ1で戦うことは考えていると思います。今やるべきことはダヴィの残留でしょうが、彼はお金で動く選手なので、今年の活躍で価値が上がった以上、移籍は考えているかもしれません。

もちろん、補強ポイントはあるでしょうし、J1に上がるチームとなれば想像以上のビッグネームが加入する可能性もあります。大木監督時代に甲府が昇格したときは、初めてのJ1だったので、「探検」という気分だったようですが、今度は予算の割には強いチームと呼ばれたいと思います。
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クライマックスシリーズ

2012-10-14 17:24:36 | 他スポーツ
今日はクライマックスシリーズの第二戦、西武対ソフトバンクを見ていました。ソフトバンクは杉内とホールトンと和田、西武は帆足をFAなどで失っているだけに、先発投手の頭数が足りないのは両チーム共通の課題です。今日のソフトバンクの先発は高卒ルーキーの武田で、自信をつけて欲しいという思いもあるかもしれませんが、そこまで先発投手が足りないのかと思ったのは確かです。

西武も計算できる先発投手は牧田と岸くらいで、今年はローテーションの谷間が多いとファンとしては嘆きたくもなりますが、その牧田で第一戦を落としているだけに、この第二戦は翌日先発予定の石井以外は全員投入する覚悟の総力戦をやらないと次の試合はありません。

西武にとってしびれる試合を覚悟していましたが、3回に7点という大量点が入ったので、見る方としては楽に見られる試合でした。武田が四球で崩れたことと、終盤戦で当たりが止まっていた中島や中村にタイムリーが出ることが重なり、8-0となった後はいかに試合を無難に終わらせるかという継投になりました。

もともと、クライマックスシリーズの戦い方は、3回戦中2勝が必要な第一ステージの方がきついと言われています。日本シリーズだとかつての名将、森監督は3敗まではしてもいいというゲームプランを立てていましたが、第一ステージで2勝1敗を狙うと大抵失敗します。

とにかく2連勝しかないとプランを立て、昨年も西武が日本ハムのダルビッシュの先発する第一戦を捨て試合にせずエース涌井をぶつけて勝利を得たように、結果として2勝1敗になることはあるにせよ、最初の心意気は2連勝のつもりでいないといけません。

また、第一ステージで実戦を戦っている2,3位チームと、勝者を待っている1位チームではどちらが有利かは微妙なところで、以前は待っているチームは不利と言われていました。今は1位チームに1勝のアドバンテージがあることと、6回戦制ながら移動日がなく同じ球場で行われることを考えると、1位チームの方がうまく練習試合を組むなどして実戦の勘を維持できれば有利です。

これで、西武は明日がある立場になりました。先発石井は10勝は挙げていますが、完投能力には疑問があるので、駄目なら2回や3回でも替えるつもりでいかないと、相手に試合を決められてからでは遅いです。
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