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ドラフト会議雑感

2012-10-27 10:14:41 | 他スポーツ
今日は埼スタのC大阪戦に行くので、即日更新ができない可能性はあるので、穴埋めネタを用意して出かけます。木曜日はプロ野球のドラフト会議が行われました。日本シリーズに向けて準備をしなければいけない巨人や日本ハムの関係者にとっては、なんでこんな日程でやるのかと思うかもしれませんが、忙しい中も首脳陣が集まる会議は行われていました。

西武のドラフト1位は、亜細亜大学の東浜をくじ引きで外してしまったので、NTT西日本の増田投手を1位指名しました。最高152kmが出る、NTT西日本の抑え投手で、プロでも短いイニングを投げる中継ぎや抑えをやりたいという、以前では珍しいパターンです。

野手の場合、全員が4番を打ちたいと言ってプロに入ってくるわけではなく、最初から1,2番を打つために入ってくる選手もいますから、投手でも最初から中継ぎをやりたいという選手がいてもいいはずですが、以前はだいたい全員が先発完投を目指すつもりで入ってきて、その中で適性のある選手を中継ぎや抑えにしてきました。

去年の西武のドラフト1位の十亀も、JR東日本では先発要員でしたが、球筋を覚えられる前の短いイニングなら通用すると判断され、今年は中継ぎとして使われました。増田の場合、最初から抑え志望ですから、ペース配分を気にせず最初から剛速球を投げ込めば一軍定着のチャンスは十分あります。

たぶん、今年の涌井の抑えは一時的なもので、来年は先発に戻すと思うので、抑えのポジションはゼロからの競争になるでしょう。増田はもちろん、候補の一人でしょう。24歳という年齢を考えたら、最初から一軍のマウンドに立っていなければいけないという思いはきっとあるでしょう。

また、メジャー挑戦を表明していた花巻東の大谷投手は、日本ハムが1位で強行指名しました。メジャー球団からのオファーは届いているそうですが、仮にマイナー契約だとしてもアメリカでやりたいのが大谷投手の意思で、日本ハムは交渉の席にすらつけない可能性もあります。

ただ、マイナーリーグの環境の悪さは大谷も知らないはずはないでしょう。マイナーリーグの最下層の1Aは「ハンバーガーリーグ」という別名もあるくらい、食べ物にも事欠くほどの薄給です。日本ハムに行けば、契約金1億5千万、年俸1200万円の上限を提示するのは間違いありませんから、プロでお金を稼ぐことを優先するなら、日本ハムに行っても非難する人はいないと思います。
コメント
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